以前に、廣田神社と越木岩神社へお邪魔し、今日は、そのお礼参りをしに行って来ました。

 

気候も良く、桜やツツジが綺麗に咲き誇っています。

 

たくさんの観光客や、家族連れの人達が、春を感じに出てきていました。

 

私達は、始めに廣田神社へ行きした。

 

ここでは以前、本殿の左横に、エイが泳いでいたのですが、今回はどうやらおりません。

 

残念に思いながら、本殿近くまで行くと、建物の屋根の右上にいたようです。

 

この日も気持ち良さそうに泳いでいたのを確認でき、ホッとしました。

 

本殿中を覗き込むと、今度は、鮮やかなチマチョゴリのような服を着て、髪の毛をチョウチョ結びのように、てっぺんで結っている女性が、お供えのお酒の前に立っていました。

 

あまりに綺麗で、見惚れていた私の視線を感じたのか、話し掛けてきてくれました。

 

その方との雑談で話しが盛り上がる中、西宮という地名は、京都に都があった頃、御所より西の方角にあるから「西宮」と名付けられたといっしゃっていて、何だかそのまんまでおかしくなりました。

 

あと最近は、地震が多く、やはりこれは周期的なものなのかと聞いてみました。

 

すると地球は生きており、地上に生きる全てのものの人員整理をしているそうです。

 

「振るい落とし」と表現されていました。

 

これは必要な事らしいです。

 

私達は、この運命は受け入れなくてはいけないものなんですね。

 

私は誰かを助けられる程、器の大きい人間ではありませんが、それでも周りの人は幸せになってほしいな言うと、一人一人の名前と願いを黙って聞いてくれていました。

 

本堂でたくさんの供物をお供えし、煌びやかな服を着て、私には意味が理解出来ない祝詞をあげるのも、祈願の一つのやり方です。

 

神様の中に、たまに取引きをしてくる神様もおられます。

 

そういった神様の為にも、お賽銭箱が用意されているのかな?

 

私の場合、こうして雑談をしながらの祈祷?をいつもしています。

 

 

 

次に越木岩神社へ向かいます。

 

本殿裏へ続く道すがら、男の神様がおられたので、そこで地震への祈願をさせて貰いました。

 

全身全霊で祈祷をするため、この日は、天気も良かったのもあり、ジワっと汗が滲み出ます。

 

次に道を真っ直ぐに進むと、突き当りに大きな岩が見えてきます。

 

相変わらず、岩から黒い煙が噴き出てました。

 

裏へ周り、岩と触れ合える位置まで行き、手を当ててみました。

 

すると男の人のような低い声が聞こえます。

 

神経を集中させ聞いてみると、「オーっ」と響くような力強い声を上げています。

 

モンゴルの「ホーミー」に似ているような、それでいて日本の祝詞のような心地よい響きを感じました。

 

そこから細い山道を登って行きます。

 

龍神様がおられる場所まで行ったのですが、今日はおられません。

 

それもそのはず。

 

前回、一緒に同行させて頂いた方のご自宅を、第二の住処にしているのです。

 

ご自宅と、ここ越木岩神社を行ったり来たりしながら飛び回っているようです。

 

今回はお留守なので、そこはスルー。

 

さらに階段を登って行くと、今度は、先程の大きな岩より、だいぶ小さい岩が頂上に奉られていました。

 

汗もかいてきたので、そこで休憩をとる事にしました。

 

その小さな岩を見ていると、岩からバネのようにグルグルを空に向かって光が伸びています。

 

その光の渦は、以前、京都の下賀茂神社で見た光の柱にそっくりです。

 

下賀茂神社では、砂を山の形に大きく盛り、そこから光の柱が伸びていました。

 

現代の人は、光の柱を作るのも、人工的に作り上げてしまいます。

 

しかし古代の人は、自然にあるものを、自然に発生した光を利用します。

 

この光の柱は、いわば宇宙人の灯台のようなものです。

 

昔の人は、宇宙人との交流がありました。

 

文明も発達しており、地球に降りてくる時に目印にしていたのでしょうね。

 

一緒に同行した人達と雑談をしていると、太陽の光が降り注いできました。

 

とても幻想的な光です。

 

皆と感動を共有する事が出来、何だか気分が高揚します。

 

光の柱から出る、光の粒子は、私が大量の霊をお祓いする時に使う光に似ています。

 

それを大きく吸い込むように深呼吸を何度もすると、清々しい気分になります。

 

私は立ち上がり、空を見上げると、周りは木々で覆われているのに、岩の上だけはぽっかりと空いています。

 

洞窟の中から、天井に穴が空いていて、地上を見上げているような不思議な感覚です。

 

すると一緒に同行された方が、岩の裏あたりに靄が見えると言うのです。

 

私も目を凝らし見てみると、やはり陽炎のよう靄が確かに見えます。

 

水に油を垂らしたような、ウニョウニョとしたものが空中に浮いています。

 

私は一瞬、老眼が進んだのかと思いました。

 

しかし嫌な感じは一切しません。

 

その方の霊感は、匂いで感じ取る事が出来るようで、沼の底のような、生臭さを感じたようです。

 

私は、靄も気になりますが、とりあえず岩と会話をしてみる事にしました。

 

岩に手を当て、意識を集中しました。

 

すると宇宙を見せてくれました。

 

宇宙から見た地球。

 

何だか宇宙飛行士になった気分です。

 

そして神様の存在。

 

宇宙人の存在。

 

私達地球人は、携帯電話が5Gなら、地球外の金星人や、火星人、神様は12Gの世界にいます。

 

太古の時代、宇宙人は、人間を小間使いの存在として作り出しました。

 

始めは良かったのですが、次第に人間は知恵を持ち、宇宙人の手に追えなくなってきたのです。

 

結局、宇宙人は、人間を見放し、遠く離れた星へ移住しました。

 

そこから人は進化していったそうです。

 

それでもまだまだ宇宙人や神様には及びません。

 

どこまで進化が進んでいくのか?

 

そこは未知の世界ですね。

 

私達は、越木岩神社頂上から大岩近くまで降りて来ました。

 

そこには小さなお社があり、導かれるようにお参りへ行きました。

 

近くまで行くと、突然、風も吹いていないのに、お社前の鳥居の紙垂(しで)が4つ横に連なり飾られているのですが、左から二つ目の紙垂が大きく揺さぶられているのです。

 

こんな現象もあるのだと、びっくりしました。

 

鳥居を潜り、今度はお社を覗いてみると、鏡かと思ったものが、よくよく見るとお社の後ろの板が、丸くくり抜かれており、後ろの木々が見えていただけだったんです。

 

自分の勘違いが可笑しくなりました。

 

すると突然、その穴の右上からヒョコっと何かが後ろから頭を出てきたのです。

 

虫が怖い私は、一瞬飛び跳ねそうになりました。

 

よく見ると、虫ではありません。

 

亀の頭のような形をしており、真ん中に大きな目が一つだけ付いているのです。

 

目が一つの生き物は、私は知りません。

 

これは妖怪?

 

それとも神様の使い?

 

分からないけれど、何だか可愛い♪

 

暫く見ていたのですが、向こうも一つ目をキョロキョロしています。

 

しかし手や足を出してくるわけでも無く、ただ穴の裏から頭だけを覗かせていました。

 

越木岩神社は、不思議な体験ばかりが起きました。

 

ようやく本殿まで降りて来て、大きく深呼吸をしました。

 

やはりこの廣田神社や、越木岩神社は空気が澄んでいて、とても気持ちが良い場所です。

 

もう一度、空を見上げると、この二つの神社は繋がっています。

 

何だか兄弟か姉妹のような、暖かい空気を感じます。

 

今度はいつになるか分かりませんが、これから長いお付き合いになりそうな神社でした。