現・国立競技場で開催される最後のラグビー伝統の一戦、早明戦は両校の動員プロジェクトの効果もあって4万7千人の観客を集めました。早明応援部・応援団によるエール交換も両校OBなどによる大斉唱となりました。
試合は伝統の一戦らしく拮抗した内容になりました。試合終了間際に試合を決定づけるトライを早稲田が上げ、キック成功と同時にノーサイド。15-3で勝利し対抗戦2位で全国大学選手権に進出を決めました!
この勝利をもって、73年に秩父宮から移って以後、国立競技場開催の早明戦(大学選手権含む)の通算成績は早稲田の25勝24敗2分けと勝ち越しで終えました。
試合終了後には、ユーミンが名曲「ノーサイド」を熱唱!国立競技場を埋め尽くした観客を魅了しました!数々の名勝負を繰り広げた早明戦の歴史の1ページとしてラグビーファンの記憶に残る演出でした。