劣等感をなくすには、
どうすればいいでしょうか?
講座でも、しばしば出る質問です。
「劣等感が強い」
「劣等感があるので、
人前に出たくない」
という悩みがある方も
おられると思います。
でも、劣等感を味方につける方法が
あります。
アドラーは
「すべての人は劣等感を持っている。
しかし、劣等感は病気ではない。
むしろ、
健康で正常な努力と成長への刺激である」
と述べています。
味方につける方法は次の3つ。
① 劣等感には良いも悪いもない
ことを知る。
劣等感とは、ある状態とある状態を
比較して、一方が低いということだけ
なのです。そこには良いも悪いもありません。
文字どおり、『力が少ない』だけ
なのですね。
それを悪いことだと意味づけして、
悩んでいるにすぎません。
あなたの意味づけ次第で、
良くも悪くもなることに
気がついてほしいのです。
② 劣等感を「伸びしろ」と
とらえてみる。
まず、自分ができているところを知る。
そのうえで、
自分の目標と比較して、
そこまで到っていないことを
「伸びしろ」と意味づけること。
そうすれば、自分のエネルギーに
変えることができます。
イチローさんも
「満足の規準は、少なくとも、
誰かに勝ったときではありません。
自分が定めたものを達成したときに、
出てくるものです。」
(「夢をつかむイチロー262の
メッセージ」113頁)
と書いておられます。
③ 他人と比較しない。
他人と比較することが、
悩みの始まりなのです。
他人と比較しないこと。
他人と比較して優れようとする
ことではなく、
自分が今いる場所から少しでも前に
進もうとすること、
に意識を転換すること。
この3つをもう一度書いてみますと、
① 劣等感には良いも悪いもないことを知る。
② 劣等感を「伸びしろ」ととらえてみる。
③ 他人と比較しない。
自分と他の人とを、
あれこれ比べることに意味はありません。
自分のすべてが個性であると考えた
ほうが、幸せを感じやすくなりますよ。
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