劣等感をなくすには? | 年間登壇回数:140回、累計受講者数:10,003人 アドラー心理学講座講師 川原啓治 「講座にまつわる話し」など・・。

劣等感をなくすには、

どうすればいいでしょうか?

 

講座でも、しばしば出る質問です。

 

「劣等感が強い」

「劣等感があるので、

  人前に出たくない」

という悩みがある方も

おられると思います。

 

でも、劣等感を味方につける方法が

あります。

 

アドラーは

「すべての人は劣等感を持っている。

しかし、劣等感は病気ではない。

むしろ、

健康で正常な努力と成長への刺激である」

と述べています。

 

味方につける方法は次の3つ。

 

①   劣等感には良いも悪いもない

  ことを知る。

 

劣等感とは、ある状態とある状態を

比較して、一方が低いということだけ

なのです。そこには良いも悪いもありません。

 

文字どおり、『力が少ない』だけ

なのですね。

 

それを悪いことだと意味づけして、

悩んでいるにすぎません。

 

あなたの意味づけ次第で、

良くも悪くもなることに

気がついてほしいのです。

 

②   劣等感を「伸びしろ」と

  とらえてみる。

 

まず、自分ができているところを知る。

そのうえで、

自分の目標と比較して、

そこまで到っていないことを

「伸びしろ」と意味づけること。

 

そうすれば、自分のエネルギーに

変えることができます。

 

イチローさんも

「満足の規準は、少なくとも、

誰かに勝ったときではありません。

自分が定めたものを達成したときに、

出てくるものです。」

(「夢をつかむイチロー262の

メッセージ」113頁)

と書いておられます。

 

③   他人と比較しない。

 

他人と比較することが、

悩みの始まりなのです。

 

他人と比較しないこと。

 

他人と比較して優れようとする

ことではなく、

自分が今いる場所から少しでも前に

進もうとすること、

に意識を転換すること。

 

この3つをもう一度書いてみますと、

 

①    劣等感には良いも悪いもないことを知る。

②    劣等感を「伸びしろ」ととらえてみる。

③    他人と比較しない。

 

自分と他の人とを、

あれこれ比べることに意味はありません。

 

自分のすべてが個性であると考えた

ほうが、幸せを感じやすくなりますよ。

 

 

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