良い「ほめる」と、良くない「ほめる」がある | 年間登壇回数:140回、累計受講者数:10,003人 アドラー心理学講座講師 川原啓治 「講座にまつわる話し」など・・。
「ほめて育てる」なんてことを言いますね。

でも、ほめるのに
「良い」のと「良くない」のとがあるのです。

まず「良くない」のは、どのようなものでしょう。

それは、自分の目的を達成する為に、

相手を支配しようとする手段として

「ほめる」ものです。

このようなほめ方をすると、

「ほめられないとやらなくなる」

「失敗を恐れるようになる」

「相手の価値観に従うようになる」

ということが起こってしまいます。

では、「良い」のは、どのようなものでしょう。

それは、相手の成長の為に
「ほめる」ものです。

これを、「勇気づけ」といいます。

具体的には、

「相手を認める」

「相手に感謝する」

という行動になります。

このように接すれば、

相手は

「自分には能力がある」

「人々は自分の仲間だ」

と感じることができ、

自立への道を歩んでいくことができるのです。