でも、ほめるのに
「良い」のと「良くない」のとがあるのです。
まず「良くない」のは、どのようなものでしょう。
それは、自分の目的を達成する為に、
相手を支配しようとする手段として
「ほめる」ものです。
このようなほめ方をすると、
「ほめられないとやらなくなる」
「失敗を恐れるようになる」
「相手の価値観に従うようになる」
ということが起こってしまいます。
では、「良い」のは、どのようなものでしょう。
それは、相手の成長の為に
「ほめる」ものです。
これを、「勇気づけ」といいます。
具体的には、
「相手を認める」
「相手に感謝する」
という行動になります。
このように接すれば、
相手は
「自分には能力がある」
「人々は自分の仲間だ」
と感じることができ、
自立への道を歩んでいくことができるのです。