私は食育専門家ではありませんが、よく幼児の食事の相談を受けます、野菜を食べない、魚が苦手、食べ方が少ない、風邪を引きやすい・・・様々な質問を受けます。今回は食事の在り方について書いてみようと思います。
現代では核家族化がすすみ、特に都市部の家庭では大勢で食卓を囲む機会も少なくなったのではないでしょうか。人数が増えれば十人十色で好みもそれぞれ違い、量も種類も増えます。その中で育つ事により、子供は多くの味に出会うわけです。素晴らしく美味しいと感じたり、見た目が気味悪いと感じたり、どうしても苦手だと感じたり。これはおばあちゃんの好物だから、取りやすいようにそばにおいてあげようとか、これは嫌いだから遠くに置いちゃおうとか、様々な考えが頭の中を交錯するものです。そして兄弟間での賭けj引きも盛んに行われる場でもあるのです。本当に多くの刺激を受けるわけです。
大勢の食事はムリとしても、なるべく多くの味にめぐり合わせてあげて下さい。種類多く食事の支度をするのは核家族、特にまだまだ子供が小さい場合や平日パパが家で食事を摂らないおうちでは大変な事だと思います。ですが、是非、常備菜・食を上手に活用し様々な味を子供達に経験させてあげて下さい。そうする事により、今は苦手でもある日突然食べたり、いつも食卓にのぼれば少しずつ慣れ、食べるようになったりする事があります。その機会を増やして下さい。そしてひとつでよいので、ママの作る○○が大好き、買ってきた物より美味しい、外で食べても美味しいけれど、やっぱりおうちの○○が一番、という子供の大好きな一品を作ってあげて下さい。各国に、各地方に文化があるように各家庭にも文化があります。そのひとつとして伝えて下さい。大人になってもたまには食べさせてあげてください。そしていづれ自分で作れるように教えて下さい。なぜなら、味覚のというのは非常に繊細で、はっきりと記憶に残るものです。そして、食べる事は生きる事に直接繋がる事です。楽しい思い出のある、大切なものがあれば、生きる力の源になってゆくでしょう。家庭での食事とはそういう意味が備わっていると私は思います。

