フラッシュカードや読み聞かせが習慣になってきたころ、問題だったのはアウトプットの場。

 

私が最後に英語の試験を受けたのは、高校生と大学生の頃。最終英語学歴(?)は英検準2級取得、TOEFLは600点ほどでした。

 

ですので、当時は私が太郎のスピーキング力を伸ばすのは不可能でした。

 

まず始めたのは、キリ君も最初に通った英会話スクール。

私も自宅から近い、大手のスクールを選びました。

 

幼児クラスは太郎のほかに1人しかおらず、ネイティブの先生と約1時間みっちり会話ができる!とはりきって入会。

 

毎回テキストの予習をし、出てくる単語もフラッシュカードを作り太郎に教えました。

 

予習のおかげで、レッスン中は単語も答えられるし、太郎も楽しそう。

 

わくわくしながら通いましたが、週に1回レッスンに言ったところで、太郎がいきなり家で英語を話しだすわけもなく、全くスピーキング力に変化がありませんでした。

 

そしてレッスンの内容もほぼお絵かきかダンス、歌のみ。

テキストの内容も名詞やシンプルな会話ばかりが続き、これは家でもできるのでは..と思いはじめ半年ほどで退会。

 

その後は、私ができる限りの声かけを英語ですることにし、よく使うセンテンスを調べては覚え、太郎に話しかけるようにしました。

 

その頃は頑張っても、会話の1-2割くらいが英語という程度。

「Put your toys away」や「Let me tuck you in」など毎日使うフレーズを少しずつ増やしていきました。

もちろん長文は話せないので、その分は読み聞かせで太郎のボキャブラリーが増えるよう補いました。

 

タエさんも英会話スクールはお勧めしないと書いていましたが、もしかしたら違う視点で見られるかも、と期待をしたのが間違いでした。

やはり、タエさんのいう事は信じるべきでした。

 

幼児向けの英会話スクールに非があるわけではないと思います。

初めて英語をならう子供向けに作られていて、帰国子女やインターナショナルスクール通いをしている、ある程度英語のできる子供向けに設定されていないからです。

 

そもそもそういった子供たちは、大手の英会話スクールには行かないでしょう。

 

もし英会話スクールに期待できることがあるとしたら..

①条件を満たせば、子供も上級者向けのクラスに入れてほしい(そんな子は特待生扱いで授業料を安く!きっと宣伝にもなります)

②小学生向けのエッセイクラスを設けてほしい。(できれば英検向け、TOEFL向けなど分けて)

 

大人にとっても、はたして英会話スクールの立ち位置とは、何なのでしょうか。

会話を上達させたいなら、断然安くて回数もこなせるオンラインがよいですし。

うーん。

 

対面のメリットは、タイムラグがなく添削をしてくれることでしょうか。

なのでテキストを使ったライティングやエッセイに関しては、対面がいいのかな。