東京・世田谷にある

ウイスキーの量り売り・小分け専門店おうちでウイスキーです!

かなり不定期ですが、店頭販売・試飲も行っております!

店主1人営業なので、

webより予約チケットを御購入頂くと、お得ですし、助かります。

お近くの方は是非!webサイト

 

今回はウイスキーの価格高騰について書いていきます。

2024年4月は国産ウイスキーに大幅な値上げがあった事は記憶に新しいと思います。

銘柄によって100%以上の値上げになっています。

スコッチウイスキーに関しても10年位前から徐々に価格は高騰し始め、2020年くらいから価格上昇が更に加速してます。

加えて、希少銘柄はいわゆるプレ値となり更に価格上昇に拍車をかけていると感じています。

ウイスキー好きとしても酒屋としてもお財布に非常に苦しい状況となっていて、皆様困っていると思います。

 

国産のウイスキーは世界的需要、原材料の高騰などの要因ですが、個人的にはプレ値が続いていて、そう言った売買にメーカー側がある意味で対策を打った様に感じております。

一方で、スコッチウイスキーに関しては、まずは昨今の円安が背景にあるのと、こちらもウイスキーの世界的需要拡大が大きな要因です。

需要が増加すると製品価格が上昇するのは自然な事になります。

 

国産のウイスキーはある程度仕方がないと思っており、今回の値上げで需要が下がれば価格は落ちていくと考えております。

一方スコッチウイスキーに関しては、このまま上昇傾向が続くと思っています。

残念ですが、これは受け入れないといけない事だと思います。

 

そうすると考え方を変えてみるしかなく、今までが安すぎたのかもと考えてみます。

特にモルトウイスキーは大麦と言う比較的高い材料を、丁寧に処理して、単式蒸留器と言う効率の悪い製法で作り、更には木製樽で最低3年経たないとウイスキーとして売れない訳です。

それが以前は2000円と少しで買えてしまっていたと言うのが異常事態なのかもしれません。

現在でもグレングラントアルボラリスは2000円代で買えたりしますが、

以前は税込み2180円とかでした。

イギリスに目を移すと、日本で売っている価格と、現地価格が為替を考慮すると同じくらいの金額と言う状況になっています。

輸送コスト、関税などなど様々なコストが積み重なっているのにです。。。

これは輸入代理店の努力だと考えていて、高くなっているとはいえ今の価格で飲めているのはそういった努力があるからだと思います。

 

普通に考えると、700mlの蒸留酒が3000円と考えると高い水準だと考えますが、

じっくりと丁寧に造られたお酒が輸入されて3000円代で買えると思うとお買い得と思うのはどうでしょうか。

ウイスキーは時間を買う、と考えて、それに関る人々にお金を払うと考えてみると少しは納得のいく金額になっていくのではないでしょうか。

ちなみに、1990年以前は日本はスコッチの関税も高かったため、今よりももっとスコッチウイスキーは高い飲み物だったそうです。

 

とは言うものの、高額である事には変わりません、私もそう思います。

でも、まだまだ低価格で美味しいウイスキーもありますので、探すのもありです!

先日は、グレンターナー12年(蒸留所非公開)が美味しいと言うレビューを頂きました。

こちらは12年熟成のシングルモルトで3000円代、コスパが良いと思います!

グレンターナー 12年

グレンターナー12年

 

おうちでウイスキーでは50mlで490円です。こちら

 

飲み比べをどんどんしていきたいと言う方には、量り売りをおススメします!

小分けコストがかかりますが、一本買うよりは安いですし、

口に合わなくてもお試しと思えばまだ傷は浅いかと、、、

おうちでウイスキーの量り売り・小分けを選んでいただければ嬉しいです。

ショップはこちら

 

おうちでウイスキー (株)CanMerry 店主