箱火鉢 | おうちde中国茶

おうちde中国茶

中国茶・台湾茶で癒されている日々のこと、身体にも心にも良いお茶のこと、「おうちde中国茶」について書いています。

数年前に我が家にやってきた箱火鉢。
元々主人のおじいちゃんの持物でした。アンティーク好きの私が主人の実家より譲り受け、大事にしています。

お茶会を前にインテリアとしてこの箱火鉢にお道具を収納しようと片付けだした時、木の湿気によるひずみなのかわかりませんが、何度引っ張ってもうんともすんとも言わない引き出しがありました。

やはり年代物の家具は扱いに気をつけないとそのような事態に陥るんだなぁ・・・。ちょっと冷や汗をかきながら、何かをかましたりして引っ張り、30分くらい苦戦するとようやく前に出てきてくれました。
ホッと胸をなでおろしその引き出しを拭こうとしたその時、サイドに書かれている何かの文字を発見!!。

そこには、なんと、私も会った事のない主人のおじいちゃんの字が書かれていました。この箱火鉢の製作した時と入手した日付とおじいちゃんの名前が自筆で・・・。こんなところに書かれてるとは知らなかったのでびっくりして鳥肌が立ちました。
思わずその名前に向かって「初めまして・・・!」とご挨拶したくらい。なんだか目の前におじいちゃんがいらっしゃるような気がしました。

今は火鉢としては使いませんが、おうちde中国茶の大事な茶器を飾るディスプレイ棚として大事にしていきたいと思っています。