
超訳:吉田松陰
編訳:池田貴将
宇宙の様な本です。
まずは吉田松陰の人物紹介。
鎖国の幕末を生きた松陰は、死罪とわかりながら黒船に乗り込む。
その時の彼の言葉がこちら
「今ここで海を渡ることが禁じられているのは、たかだか江戸の二百五十年の常識に過ぎない。今回の事件は、日本の今後三千年の歴史にかかわることだ。くだらない常識に縛られ、日本が沈むのを傍観することは我慢ならなかった。」
これだけで松陰がどんな人物かは想像できると思います。
仮釈放された松陰は、伊藤博文や高杉晋作等を輩出した「松下村塾」を開き、これはやがて伝説となる。
死罪により30歳の若さでこの世を去るも、松陰の思想は弟子達により引き継がれ、やがて日本は明治維新へと進んでいった。
間違いなくその時代No.1のキーパーソンですね。
そんな彼の残した言葉達が
心.士.志.知.友.死
のカテゴリーに分けられ惜しみなく載っています。
本書、題名が「覚悟の磨き方」になってますけどなんせ宇宙だから、読んだ人によってそれぞれ付ける題名も違うんじゃないかな。
付けた題名が、結局「覚悟の磨き方」と一緒なんじゃないの?ってなりそうだけど。笑
途中、目では文字を追っているけど頭が別のことを考えている瞬間が何度もあり、その度に少し戻って.....を繰り返していたから、集中力無いなぁなんて思って一回読むの辞めました。
同時にこの現象って興味の湧かない本を読んでる時に起こるから、自分には合ってないとも思いました。
でも気付いたんです、
宇宙の中をさまよってたんだって。
つまり、文章の内容から飛躍して頭が勝手に旅を始めちゃうんです。
いわゆる自己啓発本ですけど、具体的な手段は何一つ書かれてないんですね、これ。
何のために生きるのか?
ということを軸に、様々な言葉で絶えず問いかけてきます。
その度に色んなことが頭に浮かんで来るんです。
どんなことが浮かんだかはもう覚えてません。なんせもう次から次へと問いかけの嵐だったから!笑
ネガティブに捉えれば、こんなものは理想の押し付けですね。
だから、読んだ人を大きく二つに分けるとこうなります。
「これは理想論であり、私は吉田松陰にはなれないな。」
「何かを成し遂げるために、とにかく行動してみよう。」
前者は、失敗を恐れて成長しない人。
後者は、失敗を恐れず成長する人。
だから、僕は若さをいつまでも羨む大人って嫌いです。一発で後ろ向きな人間だってわかっちゃう。
どんなに経験が浅くても、欠陥の多い人でも、前を向いているだけでその人のオーラは輝くと思います。
とにかく一歩踏み出したい。
一歩踏み出してみたものの、何に向かえばいいのかわからない。
ブレない自分を確立したい。
つまり、覚悟を磨きたい方には是非読んで欲しいです。
僕自身読んでみて、実践していることや理解していることは両手の指の数程しかありませんでした。
この本をきっかけに一歩踏み出してみる。
実践してみて失敗を繰り返しながら継続していく。そうしてまた読んだ時にやっと、本当に理解できるだろう言葉達が沢山あります。
こいつとは長い付き合いになりそうだ。