
著:石田衣良
恋愛したいなぁ、なんて思ってると自然に手にとってました。
「美丘」の著者の石田衣良さん。
まぎらわしいけどこの人男性です。
「REVERSE」
チャットでのやりとりのみだが心惹かれ合う男女。
実はこの二人、互いに性別を詐称していた!
なんて、ありがちな題材。(ネタバレ注意)
自身の同性愛疑惑に悩み、次第に我慢できなくなって会ってたみたらお互い嘘ついてた!
そして結ばれる。。
っていう、まとめたらなーんのひねりも無い展開。
……………………
……………………なのですが。面白い!!
細かい心の動きに自然と引き込まれます。
私達の多くは自然と、自分には自分の、相手には相手の、性別らしさを求めています。
例えば、積極的になれない自分を女々しく感じたり、そんな男性の女々しさに女性の方も冷めてしまう。
なんてことはよくあると思います。
この作品はこんなことを訴えてきます。
「男らしいのが格好良い、女らしいのがかわいいなんて誰が決めたの?」
誰しもが周り(特に意中の人)には良く見られたいはずで、世の中が勝手に決めた男らしさ、女らしさを演じているのかもしれません。
(僕はいつでも男らしくいなきゃと見栄をはっています)
そんな嘘だらけの世の中で、
本当の自分、恥ずかしい自分を受け入れてくれる存在が救う愛があることを
REVERSEは教えてくれました。