十勝帯広・整理収納アドバイザー、

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前回の続き

停電と大災害について、わが家の対策をお伝えします。前回のブログは→【その1】はこちら


→【その2】はこちら



さて、今回の話に戻ります


自宅避難をさせる場合は、次のことを備えておきましょう。

❶自宅の危険度を調べておく

❷ライフラインが止まっても過ごせる環境

❸買い出しに行かずとも過ごせる備え

❹連絡手段・情報収集



❶自宅の危険レベルを調べておく

⚪︎ハザードマップで調べておく

⚪︎耐震チェックをしておく

⚪︎転倒・落下防止策をしておく

⚪︎ふだんから床にモノを置かない、高い所にモノを置かない


 ライフラインが止まっても過ごせる環境

⚪︎電気の代わりになるモノを用意。

⚪︎照明は、懐中電灯やランタンなど。電池やソーラーの充電も満タンに。


⚪︎携帯電話の充電用にモバイルバッテリー。

⚪︎情報源であるテレビの代わりにラジオ。

⚪︎ガスの代わりになるモノを用意。カセットガスコンロ&カセットガスボンベ

⚪︎直火を使わない発熱剤

⚪︎発電機

⚪︎上記のモノがどこにあるのか、ふだんから家族全員がわかるように整理収納しておく。


❸買い出しに行かずとも過ごせる備え

(計算から出した数を備えましょう)

⚪︎ 食料...113×7日分×家族人数=

⚪︎水…113リットル×7日分×家族人数=リットル

⚪︎トイレの凝固剤…117回とすると×7日分×家族人数=(近くの店舗で買えない時は、ペットシートで代用可能)

⚪︎トイレの凝固剤で用を済ませる練習をしておく

⚪︎食料は、開けてすぐに食べられるものがおすすめ。「一般的な防災食」だけでなく家族の好みの食べ物を用意。ローリングストックする。賞味期限を切らさないよう、整理収納で管理。

⚪︎レンジが使えない時の温め方を伝えておく。


⚪︎子どもだけの留守番では、直火を使わせるのは心配ですが、ふだんからお手伝いをさせて自分で食事を調理できるようにする

⚪︎カセットガスコンロの使い方

⚪︎食料、水、日用品、防災グッズがどこにあるのか、ふだんから整理収納をしておき、家族全員がわかるようにしておく



❹連絡手段・情報収集

⚪︎災害伝言ダイヤル(171)の利用

⚪︎災害伝言ダイヤルは毎月1日と15日に家族間で練習しておく

⚪︎町内会に入会する

⚪︎小さいお子さまの場合、様子を見に行ってもらうよう、近所付き合いをしておく

⚪︎ラジオをふだんから聞かせて耳で情報を取れるようにしておく

⚪︎公衆電話の場所と利用方法の確認

⚪︎高校生になったらスマホを持たせ防災に役立つアプリを入れる

⚪︎パソコンやiPadのメールでのやり取り

⚪︎災害は、時間と共に状況が変化するので、はじめに「自宅避難」を決めても、外に避難しなければならない時も出てきます。前もって「こんな時は(どこへ)避難する」と決めておきましょう

⚪︎親は帰宅時間を伝えましょう。災害時の子どもだけの長時間留守番は不安になります

⚪︎自宅以外で家族が集合する場所を決めておく

⚪︎停電中でも、自宅電話の通話ができる場合があります。わたし徳本里栄が経験した東日本大震災時がそうでした。外からの着信を取ることが出来ました。その時の状況は、「有線電話×有線電話」でした。着信音がいつもの音ではなく「カラカラ、カラカラ」という乾いた少し変な着信音がしました。お子さんが携帯電話を持っていない場合は、外から家の電話に掛けるのもひとつです。諦めないで掛けてみては。災害伝言ダイヤルは、双方の意思が伝わります。毎月1日・15日にテストしましょう。

《追加》

⚪︎市町村などで行われる防災訓練に家族で参加しておく。宿泊タイプがおすすめ。

⚪︎キャンプをしたことが無いご家庭は、ぜひキャンプを。不自由、不便を楽しみながら体験できます。

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こちらも参考にご覧ください

首相官邸HP 〜災害に対するご家庭での備え〜



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以上、ざっくりと書き出しました。参考にになりましたでしょうか。しかし必ず備えてくださいと言えないモノも書いています。例えば発電機。発電機は容量と価格が比例していくイメージなので、安価なタイプは使える容量が限られますし、大容量なものはとても高価になります。ご家庭によってお考えください。


お子さんだけの留守番をさせる時は、何よりも「安心で安全な家」をふだんから作っておくこと、不安要素を出来るだけ無くすことが大切です。何がどこにあるのか、防災グッズも日常使うもモノも整理収納しておきます。


細かいところを言えばもっと心配なことはあると思います。その心配は、「どうすればいいか」と家族で話し合ってくださいね。その話し合いこそが防災意識が高まる時間になります。


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