新聞、書籍から経営のちょっとしたヒント -2ページ目

新聞、書籍から経営のちょっとしたヒント

ビジネスコーチとして活動していく中、新聞や書籍で経営のヒントになるようなことを書いてきます。
ちょっとした日常や趣味の話も少々。

東京ディズニーリゾートは、首都圏に住む人を対象に平日限定入園場券を発売します。

 

入園券はダイナミックプライシングにしています。

7,900円から9,400円の間で柔軟に決まっています。

今回発売する平日限定入場券は7,900円に設定するようです。

 

この狙いは

”課題だった来園者数の平準化を図る考え”

のようです。

 

休日の混雑を緩和したいと考えていますが、そもそも平日に行ける人は多くありません。

それでも平日に休める業種の人、年次有給休暇を利用すれば行くことは出来ます。

 

入園者の平均利用額は、商品販売で約4800円、飲食販売で約3000円と言われます。

チケット以外にも8,000円近くを消費しているんですね。

 

この入場券を利用すれば1,500円程度の節約になります。

 

 

 

ずいぶんと前の話になりますが、ニセコクラシックの85kmに出てきました。

55歳以上だとこの距離になります。


初めてのニセコ、前日に登りの一部を試走。

後半は車で確認。



レースは登りで千切れて、結果年代別14位でゴール。

ギリギリ上位20%に入り、メダルをゲットしました。




日曜日帰りだったので、急いで空港に行き、ゆっくりする余裕なく搭乗。

2023年は月曜帰りにしよう。

2023年2月1日付日経MJから

 

1面でファーストリテイリングの柳井会長兼社長のインタビュー記事が載っています。

 

次のような発言をされています。

 

“25歳を過ぎたら、仕事をする上では人間は一緒”

 

“終身雇用で仕事を一生懸命するなら良いし、一人ひとりが成長して会社全体が成長しているなら良い”

 

“(基本給を底上げする)ベースアップ(ベア)自体がおかしい”

 

“賃金は仕事の対価としてもらうもの”

 

この記事から次のことを考えました。

・賃金とは何か?

 賃金は仕事の対価ではありますが、生活する上での糧でもあります。

 いわゆる生活給です。

 年齢を重ねれば、生活費は上がるものです。それを完全に無視していいのか?

 特に中小企業では。

 

・この賃上げは物価上昇対策ではないこと

 最近の風潮として、物価が上昇しているからベースアップをする、というものがあります。

 確かに、物価が上昇している中で賃金が変わらなければ実質目減りします。

 その対策としベースアップが行われたり、手当を支給する企業が多くなっています。

 この視点は、生活給としての賃金です。

 柳井氏はベースアップを否定しているので、この賃上げは物価上昇対策という意味合いではないのでしょう。

 

賃金アップは次のような額が報道されています。

 

  

 

上げ幅が凄いですね。

初任給は相場というものがあります。

今年4月からファーストリテイリング以外でも大幅アップする企業があります。

横並びは崩れそうです。