昨日、ある会社の完成宅見学会にお招きいただき、新築のお宅を拝見して来ました。
多産材の無垢材を中心に家づくりをしている、設計士さんと工務店さんのコラボレーションで建てたおうちです。
国産無垢材の心地よさ、ダイナミックな梁や柱、それが白一色の壁に映えてステキなお宅でした。
断熱工法も工夫しているので、暑い最中に窓を全開していてもベタつく暑さも感じません。
やっぱり木の家はいいな~!
と、心地よさを満喫したのですが、それ以上に感じたことが…。
やはり設計士さんが考える間取りはさすが違うな~!と思ったことです。
住宅密集地でも上手に中庭を取り入れて、近隣の視線を気にせず暮らせる開放的な2階リビングでしたが、
何といっても一番は子供室の考え方。
玄関から2階に上がる階段はリビングに上がる様になっていて、必ず家族空間を通って子供室へ。
そして子供室は、広く取られた「通路」を共有してオープンな一人ずつの勉強コーナーになっています。
ベットはその上のロフトに1人分ずつ区切られてあり、各自が階段で自分のベッドスペースに上がります。
微妙にプライバシーが保たれ、微妙にオープンな感じ。
でも3帖や4.5帖の個室に比べれば広々していて、明るくて風も抜けるとても快適な空間でした。
子供室の在り方は、お子さんの年令や性別にもより議論が分かれるところですが、
私はこのようなオープンスペースが良いと思います。
ある方のお話し。
子供室をオープンにしていたけれど、お兄ちゃんの大学受験を契機に引き戸で「個室化」したところ、
大学に合格した後も引き戸が開くことはなく、以来長男は自室がお気に入りでこもる様になってしまい、
小さなスペースが二つの窮屈な子供室になり、引き戸を付けたことを後悔している、というお宅の話を聞きました。
もちろん家族の会話が無くなるわけではないでしょうが、広々とした開放的な造りに戻すのは
きっとご長男が独立してからになってしまうでしょう…。
子供が大きくなってきたら、家族お互いにプライバシーを尊重する方法は、
部屋を個室化することとはちょっと違うように感じます。
家族の、人の目線と思いやりを肌で感じさせる間取りこそ、本当の「温かい家族の住まい」になるのでは?
そんな意味でもせっかくの家づくり。
設計士さんと意思疎通を図りながら、納得の住まいを実現させる素晴らしさを再認識しました。
「設計士さんに頼むと高くなるのでは…?」
と考える方が多いようですが、決してそんなことはありません。
建築予算も踏まえてしっかり計画してくれる設計士さんはたくさんいます。
「餅屋は餅屋」
大切な家づくりだからこそ、プロとしっかり家づくりをするべきなんだな…
と改めて思った完成見学会でした。
