おうち起業家サポート

お稽古サロンをプロデュース

 

『おうちdeレッスン』

山田梨絵(やまだりえ)です。

 

 

なんだかとても間が空いてしまいました

…すみません…汗

 

先日、お料理関連のビジネス展開を考えておられる

コンサル生の方とのやりとりの中で、

 

ふと、、自分自身の起業当時のことを思い出したので、

何かヒントになれば…と思い、

少し書いてみることにしました。

 

 

その方は、ビジネス展開のために、

保健所に足を運び、

色々とご相談する中で、

 

他の省庁にも関連する問題が出てきたりして、

思いのほか、壁が高いことを

感じられたようだったんですが、

 

対応策があることや、

どうして対応策があると言えるのか

…ということをご説明したところ、

 

『手詰まりになった訳ではなく、

一つずつクリアして対策を考えれば

前進していけるのでは…と思いました。』

 

…との言葉が返ってきたんですね。

 

あ~そこで諦めなくて良かった

…と思ったのですが、

この『諦めない』ということ、

ホント大事なんです。

 

もちろん、何事も諦めるな!

…なんて根性論ではなく、

 

どうしてもやりたい!やるんだ!

…という思い、熱意があるのなら、

諦めなくてもいいというコト。

 

 

私が、いち占い師として起業した頃は、

食べていければOK…という程度で、

そこまで大きなことは考えていなかったのですが、

 

たまたま出演したTVの占い特集で、

『占いのQ2ダイヤルで年商5億円』を

稼ぎ出している企業を目にして、

目からウロコ。

 

元プログラマーの私なら、

もっとイイ占いダイヤルが作れるのに

…という思いだけで、
即フローチャートを書いた私。

 

そこにプラスα、

運気の良いタイミングでポケベルを鳴らしたり、

(ポケベルと言うだけで時代が分かる…笑)

 

コンピューター音声で結果を流すだけでなく、

お客様と占い師を電話で繋いだら最強!

…と、大きく三つのコーナーを組み入れた

スペシャルな占いダイヤルを作り、

 

Q2ダイヤルの認可を受けるために

意気揚々とNTTへ。
 

…出向いたのですが…

答えはNG。

 

 

その頃、Q2ダイヤルと言うと、

イコール風俗…的なイメージが強く、

電話で占い師とお客様をつなぐ

…という部分に関して、

風俗系2ショットダイヤルだとみなされて

許可が下りない訳です。

 

いやいや、風俗やないし!

…ということで、

占い師のPFを一人ずつ書き、

そこにしか電話を繋がないという、

私が勝手に作った誓約書を添付したり、

 

その他、都度、指摘された部分に

加筆、修正をしながら出し直す訳ですが、

都度都度、異なる部分でNGが戻ってきて、

 

その時に思ったのは

『一度に言ってくれたら一度に直したのに、

なんで前回NGやなかったところに

NGを出してくるん?!』

…ということ。

 

そして、それが5回10回と繰り返されれば、

いくら私でも気が付く訳です。

 

『あ~これはとにかくNGという答えしかなく、

どうやれば私が諦めるか

…という根競べやねんね』

…と。

 

 

最後は、お偉いさんが出てきて、

『法人でないとQ2ダイヤルの認可は下せないんです』

…とのこと。

 

当然思いますよね、

『え?今、それ言う?

それ一番最初に言うことよね?!』

…と。

 

当然、私は嚙みつく訳です(笑)

 

 

…で、私がしたことが

『法人設立すればいいってことですよねっっっ』

…と、即、法人を設立。

 

さすがにここまでくると、

根競べは私の勝ち。

 

当初から、NGにするという一択しかなかったNTTさんが

私の『絶対に諦めないオーラ』に負け、

認可を下した訳です。

 

 

これ、実は、かなりはしょっています。

 

実際は、こんな生易しい、

こんな短い話ではなく、

まぁ、とんでもなく大変な道のりだったんですね…

 

何が言いたいかと言うと、

たとえばNGだと言われたとしても、

『どうすればNGでなくなるのか?』

…としつこく食い下がることで、

道が開ける可能性があるということ。

 

NGと言われたら、

どこがNGかを尋ねる。

 

だって、今の日本、まさか

理由もなく頭ごなしにNG!

…なんて言えないでしょ?

 

理由があってNGのはず。

だったら、その理由をつぶすだけ。

 

 

『NG理由を教えていただければ、

必ずクリアします!』

…という熱意をもって当たれば、

 

最初からNGだと言うつもりしかなかった相手も、

最後は根負けします。

 

本当にやりたいことなら、

そこまでやりましょう。

 

前例がないことなら、

自分が前例になることです。

 

道は自分で切り開く。

そう思って、取り組んでいただきたいと思っています。