初めに、平素より小樽商科大学男子ラクロス部をご支援して頂きありがとうございます。

23世代の小原大毅です。


せっかくの機会なので去年のファイナルについて振り返ろうと思う。


昨年の8月あたり、リーグ戦が始まると同時に、当時のヘッドコーチに「今年のリーグ戦、専属のフェイスオファーとしてやってみないか」と提案され、ショーディーは飽和してたし、チームに貢献できるならとその提案を了承した。


それから、夏休みの練習は全体練習には混ざらずにひたすらあとむ君とマネさん1人についてもらい、グラウンドの隅っこ、あるいは半地下まで移動してひたすらフェイスの練習をした。1日100本以上はフェイスをしたし、やりすぎて右手首を痛めたり手の皮が剥けることもあった。

それでもチームの勝利、ひいては全道優勝のため、ただひたすら練習をした。


そうして準備万端で迎えたファイナル、結果はまさかの全敗。北大のフェイスオファー相手に、自分のフェイスからチームのポジションに繋げることは一度もできなかった。



さらにチームとしても最終スコア3-4で敗北。

本当にあと一歩だったからこそ、自分がフェイスに一本でも勝って流れを変えられていれば結果は違ったんじゃないかと自責の念に駆られ、自分の不甲斐なさと21への申し訳なさとで涙が止まらなかった。自分のスポーツ人生史上最も悔しい瞬間だった。




そしてあの日からもう少しで一年、最初は21が抜けてどうなることかと思っていたが、地獄の冬練、春の遠征、どさんこリーグを経て樽商ラクロス部は今年もまた確実に強くなっている。

先輩は相変わらずみんな上手いし、後輩も逞しく成長している。期待の新人も沢山入ってくれた。いつも助けてくれるマネさんもありがとう。

今年もまたファイナルのあの舞台にみんなで立ちたい。

個人的には北大のフェイスオファー2人にリベンジをしたい。

そして去年とは違う嬉し涙をみんなで流したい。





そして最後に、22には長くお世話になった。


もう3年目の仲だし、歳が近いからこそ、いい意味で先輩感が無いというか、同期の友達のような感覚で接することができる。

それでも自分は22を本当に尊敬しているし、みんな好きだ。

ラクロスに対する姿勢もそうだし、私生活の部分でも見習う部分は沢山ある。


ひとつ上の先輩が22のみんなで本当に良かったなって思う。


かなり迷惑はかけたと思うし、特に主将のげんげんには相当な苦労があったと思う。(冬練とか)

それでもみんなでチームを引っ張ってくれて、ラクロスに本気で向き合ってる姿を見て自分もまた頑張りたいと思えた。

だからこそ、今年こそは感謝の意味も込めて22に有終の美を飾らせてあげたい。


一緒にプレーできるのはあと少しだけど、まだまだよろしくお願いします。