2か月も何も更新してなかったので連発で更新してます!!(^_^;)


この前調べたコンビニ業界の現状と問題をもとに、だいたい同じ業界シェアのローソンとファミリーマートの企業分析をして、どちらが伸びるかを僕たちで考えたいと思います。



まずはお互いの会社の指標です。2005年~2010年の6年間を調べました。

ファミリーマート:緑(上)ローソン:青(下)


※コンビニ業界はフランチャイズ方式なので少し売上の概念が少し他の企業と違います。


コンビニ業界の諸表には「営業総収入」(これが各店舗からくるロイヤリティーの合計の値)(ロイヤリティーについては前の記事の「ビジネスモデル」参照)というのがあって、これに売上(これは直営店の売上)を足して総売上と考えました。


 営業総利益率(%)(左から2005年~2010年)


65  63  62  75  76 75

81.2 80.4 79.7 74.7 62.2 67.6 
 営業利益率(同上)


11  9.9  9.7 12  12  12.4

16.3 15.7 15.5 14  10.8  12.6

 流動比率(同上)

121  103  112  111  93  116 

91.9  113.8 88.6 85.1  71.7 75.3

 当座比率(同上)

85  66  78  83  62  63

64.7 69.7 50.1 60  47.5 48.8

 自己資本比率(同上)


×  51 52  48  47 48

47.8 49 46.7 45.3 43 42.9


以上の数値と現状(前記事参照)からどっちがこれから伸びるか多数決出した結果は・・・


84ファミリーマートでした!!

それぞれの考え(メンバーの個人的な意見も多く入ってます。)


ファミリーマート派

営業利益率と流動利益率などがローソンよりも高い→安全性が高い

・多数の国に進出しているので、一つの国がだめになっても他の国で補える

・伊藤忠商事(親会社)がアグレッシブなのでそれだけアグレッシブに活動するのではないか?


ローソン派


・三菱商事(親会社)は最近海外に力を入れているので今後海外進出していくのでは?

・ファミマはすでに全世界に進出しているが、ローソンは今は中国のみなので今後全世界に進出したら、今の数値以上に伸びるはず(伸びしろが大きい)

営業総利益が下がっているにも関わらず、営業利益が上がっているので、ローソンは商品の値下げをしているのでは?つまり、値下げしても利益が出せているのはそれだけ、経営が安定しているのではないか?(体力があるのでは?)




コンビニ業界全体として

・国内も海外も店舗数が増えている

・海外に進出増

現金回収が確実にできる業界なので当座・流動比率が低くても問題ない。

今回はこんな感じです。

どちらがいいか考えて、それぞれの考えを発表するのは面白いですね(^_^)

しかし、コンビニ業界の諸表はいつもより複雑なので、まだ素人の僕らでは読み解くのが難しかったです(1年生はわからなかったところが多いと思う。ごめんね(-_-;)


次は小売業界、第2弾でスーパーマーケット業界です。

今回のコンビニとも比べられたら面白そうです。