こんにちは！
桜灯塾講師 & 大阪公立大学医学部生の
高橋です。
最近、久しぶりに母校を訪れる機会がありました。
高校生の輝きを浴びて
若返った気がしています。
JK眩しかった、、、、
今回のブログでは
私の医学部受験についてお話しようと思います。
その前に私のプロフィールを少し。
大阪府立咲くやこの花中学言語分野
大阪府立咲くやこの花高等学校言語系列
の出身です。中学時代は英語部に所属しておりました。
咲くやこの花について詳しくない方も、
文字の並びを見て、なんとなくお気づきでしょうか。
高橋、生粋の文系です。
咲くやについてはこちらから。
どのレベルの文系かといえば、
数学の記述問題にて、確率についての大問を
式を一切使わず、作文で回答し切った程度には文系です。
そんな文系生まれ、文系育ちの私だったので
数学III・物理・化学・倫理政経を
カリキュラムの都合上、高校で履修することができず
独学で勉強することになりました。
高校には医学部に進んだ卒業生は1人か2人。
医学部受験のノウハウもあまりない状態。
時間もなければ、真似できそうなロールモデルもいない、
吉幾三もびっくりのジリ貧状態。
おらこんな受験生いやだ
そんな限界受験生の私が、
現役で大阪公立大学医学部医学科に合格することができたのはなぜか。
共通テストの古文で、１週間前に見た文章が出た運の良さや、
いつの間にか歩く参考書辞典になっていた父の支え、
津々浦々の医学部について調べてくれた母のサポートなどなど
色々な要素があったとは思うのですが
一つ挙げるとすれば
推薦入試の形式と自分の強みが
うまくはまったこと
が大きかったと思います。
大阪公立大学の医学部医学科では
一般選抜の他に特別選抜があり、
総合型選抜、学校推薦型選抜、大阪府指定医療枠特別選抜
が行われています。
私はその中の学校推薦型選抜で合格しました。
一般選抜では、
共通テストと個別学力検査（俗にいう2次試験です）
で合否が決まります。
それに対し、学校推薦型選抜では
共通テストと事前提出書類、小論文、
そして面接で合否が決まります。
文系高橋、躍動の瞬間です。
中学入試でも、中高の学校生活でも、
作文や面接、人前での発表は山ほどやってきました。
その経験が活き、
1000点満点中922点で、
合格を勝ち取ることができました。
推薦入試を受けるべきか受けざるべきかには賛否両論あります。
「推薦入試の準備のためにあてる時間は無駄じゃないか。」
「主観的な評価がされる小論文や面接の対策は難しくないか。」
確かにその通りだと思います。
私も受験生全員に無闇に推薦入試をおすすめすることはできません。
しかし、選択肢の1つとして
推薦入試の受験を考えてみる価値はあると考えます。
受験とは、
試験当日のその日までに、
いかに合格できる確率を高めていけるか、
その勝負だと思うからです。
私は、自分の文系としての強みから、
推薦入試を受けることで合格する可能性は高まると考え、
推薦入試を受験しました。
逆に、推薦入試対策のために
2次試験にあてる時間が減ってしまい、
受かる確率が下がると感じる人もいるかもしれません。
一般入試では全体の配点において
共通テストが占める割合は約40%
一方、推薦入試では90%が共通テストで決まります。
このことから、共通テストが強い受験生であれば
推薦入試を受けることで、合格確率をアップさせられるかもしれません。
この割合は、あくまで公立大学医学部の場合ですので、
配点から合格確率の高い大学を選ぶのも戦略の一つだと思います。
自分の強み弱みを把握し、
合格の可能性を最も100%に近づけられる方法を考え、
相手を分析すること。
桜灯塾にはたくさんの参考書やテキストがありますが、
参考書を選ぶ際にも
今の自分に足りていないものや、
志望校合格のために必要なものの分析は有効だと思います。
敵を知り己を知れば百戦危うからず。
私が、自身の経験から痛感した受験の心得です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
少しでもみなさまの参考になれば幸いです。
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