こんにちは!
桜灯塾 内田です。
今日は桜灯塾の新しい講座の案内です。
桜灯塾の指導形態は個別指導ですが、国語の指導は他の科目よりも非常に苦労することがあります。
生徒があまりにも自由に(なにもせず?)物語文や説明文を読んでいて、まったく線が引かれていない、というケースがかなり多いからです。
この場合、講師は線を引くように指導しますが、生徒はどこに線を引いたら良いのかイマイチわからず、その場では『わかりました』となります。
いざ模試を受けた後問題文を見せてもらうと、まったく引かれていない、、、
こういう現場を改善する必要があって、過去に国語の『線引き鉄則』というものを作っていましたが、忘れていました(;'∀')
国語が苦手な生徒は、国語という科目が素材として日本語の文章を扱っているせいか、あまりにも自由に、いや、、遠慮なくいうと、なーんにも考えずに、なんとなーーーく問題に取り組んでしまいます。
算数であれば、解くために必要な公式や定理はどの本を見ても同じように書かれていて、それに沿って問題を解くのですが、国語にはそれがない。速さや割合みたいにどの教科書にも同じ文言で書かれている公式がないんですよ。公式がないこと当然ですし、批判ではなくて、そういう自由さが国語という科目の良いところだと思います。
ただ、苦手な子にとっては自由というのは何をしたらいいのかわからない、ということになってしまいます。取り組むための指針があるほうが嫌いにならずに成績を伸ばせると思いますし、成績が伸びたら国語が好きになると思うんです。
解法というと、本文に書かれていることが答えになります、みたいな内容が表現を変えて書かれていて、このことは正しいのですが、国語苦手ボーイズ&ガールズには指導者の想いが届いていないようにおもいます。
この現状を打破したい、でも一人ひとりに違うタイミングでその都度説明するのは現場のスタッフの負担が大きいし、講師によって伝えるニュアンスが変わるだろうし、塾として想定している質が担保できるか不明、、、6年生もいっぱいいて、失敗はできない、、、そうだ、集団授業でやればいい、、、
ということで、、、前置きがながくなりましたが、
今年、『となりにかてきょ つきっきり国語』(説明文編・物語文編)著者の、あの青山先生が桜灯塾の塾長代理として僕と一緒に桜灯塾の運営に携わってくれているので、この絶好の機会に青山先生監修で、桜灯塾の国語の集団授業を作り上げて、開講することにしました。
対象は
☑国語が苦手で、長文を読んだときにどう取り組んだらいいかわからない6年生
☑受験国語の勉強を始めて確固たる解き方を確立していない5年生
苦手な子に複雑なことを教えても再現性がないです。
なので、課題文を読むにあたってやるべきことをシンプルにルール化して教えます。
物語文なら3つ、説明文なら4つ、合計7つのルールです。
こういうところに青山先生監修が入ってきます。
説明文、物語文を読んだときにやるべきことを絞り込み、それだけを徹底させ、過去問を使って実践する、という講座です。
課題文を読んで設問を解くのにプロセスがあります。
⓪課題文を正確に読む→①線を引き→②問題を解く
そして、苦手な子は①の意識が希薄です。
そもそも課題文の日本語自体が正確に読めないのでそこも指導します。
この子たちを苦手から普通レベルにもっていくためには段階を経て指導する必要があります。
当たり前ですが、一般的な講座は問題を解くというところまでを本文の解説と同時やりますが、得意な子はそれでいいと思います。
でも、国語が苦手な生徒は設問が解けたら本文に線が引けてなくてもOK(②)みたいな傾向があります。
指導者が修得してほしいこと(①)が伝わらず、結局は場当たり的になってしまいます。
これではその問題を正解できても本番で正解できる可能性が上がるか不明です。
いつまでたっても正解不正解に一喜一憂するレベルから抜け出せません。
大事なことはブレのない国語の解き方を身に付けることです。
やるべきことをやって不正解なら、線引きと正解とを結び付けられなかった原因を探ればいいんです。
線引きしていなかったら不正解の原因を一つの物差しで指導できず、生徒も原因がわからず苦手意識が払しょくできないのではないか、と思います。
私たちの講座では、設問を解くためにやるべきこと=線引きにフォーカスするために、
最初の2か月(物語文・説明文各4回)は線引きに集中します。
とにかく線を引いて、設問を解くために課題文を解剖していきます。
3か月目からは線引きをして問題を解いていきます。
引かれた線と答えがどう繋がるか、講師と考えます。
長くなりました。
講座の詳細は別の記事でさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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