これは難しい問題ですね。
ジンバブエのムガベ大統領が国際的な非難を浴びているわけですが、その娘が外国で教育を受ける権利をどうするか。
拒否したオーストラリアの主張は「人権侵害に関与している人々が、一般的なジンバブエ国民が受けられない教育を、自分の子どもだけに与える」のを許さないというもの。
一方受け入れていた香港大学は「教育は、政治とは別であるべきだと信じている。また、家族の事情や両親の行動で、若い人々の教育の権利が否定されることはあってはならないことだ」。
アフリカの独裁国家に中国が武器援助していることもあり、これは実はかなり政治的な問題のようです。スーダンのダルフール問題で北京オリンピックの美術監督をスティーブン・スピルバーグ氏が降りるということも昨年ありましたよね。
それにしても大統領夫人のカメラマンへの暴行事件から発覚というのは痛かったですね。