戻りたい時間、いっぱいあります。
主人が倒れる前、
主人を介護していた頃。
もともと血圧が高かった主人。
血圧の薬を飲んでいたから安心していました。
仕事を早朝から深夜まで頑張ってた。
2人で頑張ってたから食生活もまで気を配れなかった。
朝はコンビニのパン、昼もコンビニの弁当。
夜はスーパーの総菜もしく肉を買ってホットプレートで焼く。
アルコールは毎日欠かすことなく。
主人は煙草も吸っていました・
(病院の先生が煙草は害しかないと言われてました)
こんな生活をしていたら薬を飲んでいても、
血管には悪でしかなかった。
健康診断も一年に一度は受けていましたが、
その時に血圧は高めだったけど気にも留めず。
そしたらやっぱり急性大動脈解離で倒れました。
食生活が悪いことに気づいて食生活を変えていたら、
倒れることは無かったと後悔しましたが、
もう手遅れでした。
それから介護生活。
今、介護の仕事を始めて5年目に入りました。
色々な経験をし色々な利用者様と接し、
分かってきたことや後悔が沢山出てきました。
あ、こうしてあげれたんや、
こんな気持ちだったんかな、とか。
倒れる前に戻れないとしたら、
倒れた後の介護生活に戻れたら、
経験を積んだ分、優しく出来たし、
もっと気持ちをくみとってあげれたと感じた。
今、思う、どんな気持ちだったんだろうか?
きっと辛かったでしょうし、悲しかっただろうと。
一番側にいたのに分かってあげれなかった。
もっともっと対話を大切にするべきだった、
思いやり、優しさで接するべきだったと。
主人は天国で待っていてくれる。
今度、会ったらちゃんと謝って、
いっぱいいっぱい話をしたい。
天国への土産話をいっぱい作ってるからね。

