さてさて、無事に?手術から戻り、その日は気怠さのまま、病院のベッドの上で、寝たり起きたりの繰り返し。

 さらに24時間連続の点滴が入っているため、寝返りもうてませんし、トイレに行くにも点滴台を持って(トイレは部屋の中にあるのですが)の移動です。

 

 顔から下は元気なのですが、気怠さから運動に出かける気になれませんし、テレビも見たいものはないし、携帯電話と睨めっこばかりもしてられません。(スマホのゲーム) 

 

 もともとラジオっ子なので、昔はラジオをよく聞いて居ましたが、最近は特定の番組しか聞いておらず、どんな番組をやっているか分かりません。

 それに、なぜか病室は電波の入りが悪く(一応3階建ての建物の3階で、さらに小高い山の上の病院なのに)窓の近くに置いても殆ど入らず(窓のすぐそばに持って行って、やっと入る)ただ暇を持て余して居ました。

 

 

 そういえば、入院生活で少し勉強になったのが「血圧計」

 

 看護師さんの回診で血圧測定があるのですが、この病院の血圧計は半自動式で、看護師さんが手動で空気を入れ(加圧)、そこからは自動的に血圧を計測(空気が抜ける)するタイプでした。

 

 昔ながらの血圧計というと、やはり水銀柱式で、数値も正確に表示されるそうです。

 

 しかし、手動で計測する場合、聴診器で音を聞きながら計測するのですが、年齢を重ねる毎に耳も悪くなりがちで、血圧を測定する際の「音」を聞き漏らし、数値があてにならない場合があるそうです。

(看護師さんからの受け売りですが)

 

 なんせベッドの上で暇を持て余して居ますから、つまらない事に興味を持って居ました。

 

 

 数日後に24時間点滴も外れ、1日数回の点滴になり、食事も遅いながらも少しずつ早くなり、いよいよ食堂デビューとなりました。

 

 食堂デビューの話からは、次の機会に。