手術翌日。そこからが苦痛の日々になったのでした。

 

 朝食がベッドまで配膳されて来たのですが、流石に昨日手術したところですから、口は開きますが、やはり舌がおかしい。(そりゃぁ下の一部を切って縫い合わせたわけですから)

 

 食事は、全部ミキサー食で、ご飯は勿論、おかずもミキサーにかけて形がありませんし、一体全体、メニューすらわかりません。

 

 最近の病院食は、冷たいものは冷たく、温かいものは温かい状態で出てくるのですが、ご飯が熱くて(舌が敏感になっている!)さらに、口の中に入って行かない。。

 おかずも同様で、スプーンで掬って口に入れるも、入って行かない。

 

 で、結局、下げ膳の時間にとても間に合わず、1時間あまりかかって食事を終えました。

 

 化膿止めなどの点滴を24時間連続で入れているので、点滴台を片手で押し、反対側の手でトレーを持とうにも、うまく持てません。

 結局、看護師さんが頃合いを見て、お膳を下げに来てくれました。

 

 

 看護師さんで思い出したのですが、この病院の風習?伝統?なのか、一部の看護師さん、最初に部屋に入る時に

 

 「失礼します、本日担当します○○です」

 

 と、名乗ってから入って来ます。

 で、入院期間中にお世話になった看護師さんの1人に、(自分にとって)非常に珍しい苗字の方が居り、気になる事は確かめたくなるので(好奇心のかたまり)、失礼ながら当人に

 

 「珍しい苗字ですね」

 

と、話しかけたら、向こうはよくある事なのか、説明してくれました。

 聞くところによれば、両親の出身が別のところで、今はこちらの方に出て来て暮らしているそうで、その両親の出身地では、同じ名字を名乗る家が数件あるそうです。

 

 (そのうちに、某放送局の、「名前のルーツを探す番組」で、取り上げられたりして?!)

 

 勉強になったのかならなかったのか。。。

 

 そう言えば、その看護師さんのご両親の出身地と同じ出身の人が居たのを思い出しましたが、その人も、看護師を目指して居たそうですが、諸事情で諦めたそうです。

 聞いた話では、その地域出身者で、看護師になる方は、珍しくないそうです。

 でも、この病院の看護師さんは、その地域出身じゃないのですが。。。

 

 手術ご2日目以降の話は、次の機会に。。