【夫婦の仕事道】 4 旅立ちの妄想♪ | 桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

水俣で、無農薬や自然栽培の緑茶、紅茶、ほうじ茶を家族でつくっています。
そんなお茶づくりと、日々の徒然。
ちゃみさんのあげまん道から学び実践から生まれる気づきも満載でお届けします。


この【夫婦の仕事道】シリーズ、
実は1~3を7/29に書いて、1日に1つずつアップしていました。

書いた7/29の日に、
お世話になっている方お2人に、
ブログの内容を中心として
夫のグチなんぞを交えながらしゃべっていました(笑)。


そうしたら、すーっと気持ちが軽くなって
夫と桜野園をやっていく道もあるし
やめて、別の道を歩んでもいいんだ

なんだか軽やかな気持ちで、そういう選択肢を持てるようになっただけでも
すごい進歩だなって思いました。


そして、その夜に夫に聞いてみました。

「私が桜野園をやめるとか、どう?」って。

「え、別にいいんじゃない」


今まで、けんか腰で言ったことはあります、何度か。

でも今回は、提案風に聴いてみたんですね、穏やかに。

応えた言葉は同じでしたが、
応え方が違いました。


そこからずっと話をしていたのですが
なんだかだんだん、お互いにちょっとワクワクしてきちゃって!!


やめたいと思うきっかけは、
マイナスのことだったかもしれない。

私もがんばりすぎたし
夫も私にゆだねすぎたし
私がきつくなることもより増えて、
関係がぎくしゃくして、
一番に望んでいる夫婦円満、家庭円満がうまくいかないことがある。


そして、私は、もう十分に
私のやりたいこと、やるべきことはやってきた
という気持ちがあって、今年、その集大成を一つ迎えようとしていること。

それから、今は2人お手伝いを頼んでいて
吉田君は、茶園管理で力を発揮してくれているし
ゆかりさんは、夫の妹さんであり、しっかり信頼できる存在、
かつ、うまく夫を頼って、きっちり仕事もできる人

私がやめても、サポーターがちゃんといる。

それに、以前夫がスイッチが入った時に
全国いっせい、お茶いっぱいの日を実現させたり
茶飲み場の提案をしたり

日々、お茶を飲む暮らしの活性化に尽力したことを思い出せば
この人は、スイッチが入れば、本領発揮する力があるということ


そして、これは本当に妄想だけど
私は、あと一人子供を授かれたらなと思っていて
今までは、本当に仕事優先の子育て、
産後間もないうちから、いつも必死で働いてきて
子どもを後回しにしちゃったことも多かったけど

小さいうちは、ゆっくり子供に向き合う
子供の成長をとにかく楽しむ、愛しむ
そんな子育てを私の一生の中で一度はできたらと思っていたのもあって
(これは実現するかは、運命次第だけど)


そんな話を、夫としていました。

「どんな気持ち?」って聞いたら

「不安な気持ちもあるけど、さとみちゃんが何をするかワクワクする。
宝くじ当てる気分じゃ。
儲かったら、車でも買って(笑)」

と言われ、本当にこの人、私にはない発想ができるなあ~と思って
笑いました。

そう、夫は、私をちょっと離れたところから応援するのが大好きなんだ。
すごく嬉しくなりました。
結婚を決めたときも、
「私を応援したい」っていう気持ちに動かされたんだったなあって。


私は私で、
「もうやめてやるっっ!」って思ってた時と違って

なかなか行けなかった、旅行に行きたいな

桜野園の一ファンとして
これまでついて行けなかった、試飲販売の旅に一緒にいこうかなとか


今までは、もう言われなくても私がどんどんやり過ぎちゃってて、
それが夫のやる気を奪ったかもしれないけど

夫が大変そうなときは「お願い」って言われたら
箱詰め作業だって、お茶摘みだって、いろいろしたいなとか
(って、いつもと同じか、、でも立ち位置が違うな☆)

なんだか、めっちゃ夫を応援するのが楽しみになってきたりして。

お互いに親離れ、子離れみたいな気持ちにもなったし
横並びの再出発みたいな感じでもあるし。


それでもって、
農業は絶対やり続けたいから
田んぼと家庭菜園で、米と野菜はつくろうとか

地域の田んぼで、自給のしくみをつくれたらとか

子どもたちとはしゃいで遊ぼうとか

阿蘇の憧れのあの人をお手伝いできるならば、やってみたいとか

今まで、桜野園の仕事をしていることで
抱えてたプレッシャーとか責任感を
妄想の中だけでも手放したら


私、やりたいこと、色々あるんじゃん!

夫を応援したいし、
夫も私を応援したいし、
お互いがお互いにとって、すごい強力なサポーターになれる!!

ということを、一夜の妄想の中で、すごく膨らませたのでした。


今後、どんな風に私たちが歩んでいくのか
それは、しばらく流れに身を任せてみようと思います。

もちろん、桜野園の仕事は、どういう形であれ
強力サポートします。

でも、どんな風に決めても、
いいふうになるって、今夜分かりました。

気持ち次第、
選択次第。
いい今と未来は、きっとつくっていけるんだなって。