田舎暮らしは、いいもんだシリーズ☆ | 桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

水俣で、無農薬や自然栽培の緑茶、紅茶、ほうじ茶を家族でつくっています。
そんなお茶づくりと、日々の徒然。
ちゃみさんのあげまん道から学び実践から生まれる気づきも満載でお届けします。


今日も秋晴れ!
日に日に、朝晩涼しくなり、ああ、冬も近いな~と感じる今日この頃です。

さて、今日から愛林館の沢畑さんよりご依頼いただき、
「田舎暮らしは、いいもんだシリーズ」を始めようと思います。

もともと桜野園のブログは、
お茶づくりを基軸とした、暮らし丸ごと発信ブログです。

それまでも、毎月一回手書きのお便りを発行し
お茶に同封してきましたが
もっとタイムリーに、この旬の景色と暮らしをお伝えしたい!!と思い、
ブログをスタートしました。



前書きとして、
私は、中学、高校生くらいから
田舎暮らしにあこがれていました。

実家は都会ではありませんが、住宅地で
川や野山で遊んだ経験は、家族でたまに出かけて味わう、「ハレ」の日のできごとでした。

私たちが食べているものは、「いのち」。
その「いのち」たちが、生み出される場所に興味を持って、
農業の現場へ足を運ぶようになったのが、大学時代。


まず惹かれたのが、「おてんとさん時間」っていうのかな!?

お天道さん。
つまり、自然のリズムに同調した暮らし方です。

それから、体を使って動く心地よさ。
疲れるけど、心地いい。そんな、爽快感。

すべてが新鮮でした。

まして、収穫したてのフレッシュな美味しさと言ったら。
食いしん坊にはたまりませんでした。


そんなこんなで、はるばる水俣のお茶農家に嫁いできた私。

12年ちょっと住み続ける中で、
この土地のリズムが、体に少しずつ刻まれてきた感覚があります。

毎年、同じリズムを繰り返しながら、
それを新鮮に迎える。

その中で感じる、季節のキラキラ、おいしさ、空気感。
そんなものを、お伝えしていこうと思います。

私もこれをきっかけに、
水俣の旬の「キラリ」を、自然に、人に、もっと見つけていこうと思います。