タイトルが凄い 

『ブスなんて言わないで』

数話読んでみたんだけど、後日まとめて購入する予定です。


 

 



ルッキズム 

ここ数年よく使われるワード

外見を重視して人間の価値をつけ

容姿を理由に差別的な扱いをすること。


外見至上主義が加速すると

見た目の細さにこだわるあまり摂食障害になってしまったり  

整形依存や周りの目が全て批判的に見えて引きこもってしまったりと

ルッキズムはマイナスな言葉として使われている。


反面

みんな単純にキレイなものには憧れるよね

美しいこと

キラキラと綺麗なものには、それだけでパワーがある。

誰もがもしなれるのであれば

美人やイケメンになってみたい。

そこで見える景色や人間関係を味わってみたい。


下界から見上げる『美しい人々』の世界には

スポットライトが常に燦々とあたっていて

キャッキャうふふと楽しんでいる光景しか仰ぎ見ることが出来ない。

いつだって彼ら彼女らの世界は完璧にラブリーでそしてドラマティック

人生の『主役』の人々だ。


でもそれは本当にそうなの? 

遠巻きに仰ぎ見る世界には、彼らの持つ影の部分をキャッチすることが出来ない。

強い光にはまた強い闇も存在する。

一目惚れ、なんて言葉が表すように

すれ違っただけで話したこともないような相手に激情を持たれたり

ストーカーされたり

普通にしていても同性に

あざとい、狙ってるなどと誤解される。

本人が望むか否かではなく、常に主役としての言動をまわりに求められる人生はもしかしたら『幸せ』とは言い切れないかもしれない。


仕事のできる人が『できない人』の思考や行動原理が本当の意味では読めないように

できない側にも『仕事のできる人たち』の悩みや、その世界での熾烈な戦いが理解できないのと同じ


人はきっと自分の属している世界の視点でしか

ものを見ることができないんだろう。


ただし

人には言語と想像力がある。

違う属性の人たちの考えや理屈を、その苦悩を書物などで読み解き

お互いに心を開いて話し合えば

全ては理解できなくても、その互いの苦悩を認めることはできるのではないか

そんなことを思うマンガです(数話しか読んでないのに、偉そうにスミマセン)


え?わたし??

もちろん普通の人でさえなく 

しっかりとした笑えないほどのおブスです。

思春期は色々酷い目に遭いました。


そんな外見で苦労をしたワタシでさえ

雑誌を見て「美人すぎる!」「爆イケ!!」「カッコよくて溶ける」などと

SnowManさっくんのお姿を尊く拝見しているわけです。