大人になると

できることが増えると思ってた。


知識も増え

視界が広がり

金銭的余裕もできて

きっと

大人って

大成した

円熟味あふれる人なんだと

勝手に思ってた。


しかし

きっと私だけ限定ではあるが

ビックリするほど

子供の頃思ってた大人にはなれていない。


今まで手を付けてきた

様々な

あれやこれやのいろんな事が

自分には出来ない(かなり苦手)と

わかってしまったから


こっちの道を通ろうにも

泥沼だし

あっちの道は

奈落へ続いていそうだし

隙間の抜け道には

細い通路しかなくて

転げ落ちること必至

にっちもさっちも 

どうにもいかないことが目に見えてる。


何にもできない

どうにもならない自分だけは

ハッキリとわかっているのに

知識も増えず

視界も狭く

金銭的余裕も何もなく

日々何かから逃げ隠れするように

コッソリ生きている。


私にとって大人になるということは

変化を恐れること。

できないことから

できるだけ遠ざかること。

そして諦め


大人になって

出来ないことは分かってきたけど

自分ができることは未だにわからない。