「なまはげ街道ツアー」第5弾です。
「なまはげ街道ツアー」といいつつ寄り道ばかりで長くなりましたが、今回が本命 「なまはげの里」になります。ここには「なまはげ」の全てを見たり、知ったり、体感したりできます。最初に行ったのは・・・・
「なまはげ館」
です。
「なまはげ」の全てを知ることができる資料館です。
怠けて炉端にかじりついていると手足などにできる火型を「火斑(なもみ)」と言うそうで、「なもみを剥(は)ぐ」という言葉が訛って「なまはげ」になったといわれているようです。
そしてこの「なまはげ」は真山(しんざん)・本山に鎮座する神の使者と信じられており、厄災を祓い、悪事に訓戒を与え、吉事をもたらす神として「怠け者はいねがぁ。泣く子はいねがぁ。」と大晦日の晩に練り歩く来訪神です。
男鹿半島のほぼ全域で行われる民俗行事で、昭和53年には国の重要無形民俗文化財に指定されたようです。
こういうところではお子さんも怖くないのかな?
「なまはげ」にもなれましたぁ~っ!!
色々な地域の「なまはげ」が展示されている部屋は圧巻です!!(これだけいるとちょっと怖いかも・・・・)
110体もいるんですよ!!
隣接する「男鹿真山伝承館」ではなまはげ習俗を体感することができました。
実際行われていることを再現してくれます。
なまはげの世界に引き込まれました・・・・
最後は観客側にも登場です!!
その形相と野太い声に圧倒されたお子さんたちは大泣き・・・阿鼻叫喚状態です。
なまはげの里には「真山神社」もあります。
「なまはげ」ゆかりの地として静寂と荘厳さを併せ持つ神社です。
怖すぎる、古臭い、時代錯誤も甚だしい・・・などの理由から「なまはげ行事」が消えるかもしれないというニュースがありました。
個人的には残して欲しい風習だとこの「なまはげの里」に来て改めて思いました。









