前回に引き続き、今回も館山です。
約8000年前の縄文海中遺跡や北限域サンゴが見られる
陸続きの無人島「沖ノ島」です。
周囲が約1Kmと小さいですが、自然の縮図となっています。
島の南西には戦争遺構である人工洞窟があったり、
きれいな砂浜があったりと癒しの空間がそこにありました!!
続きましては
世界最大級の青銅製の「釈迦涅槃仏(しゃかねはんぶつ)」を
見ることのできる
「常楽山萬徳寺(じょうらくざんまんとくじ)」です。
涅槃仏というのは仏教の開祖「釈迦」が入滅(=死去)する様子を仏像
にしたものです。
一般的に右手を枕、または頭を支える姿で、頭は北向き、顔は西向き
という、いわゆる「北枕」となっています。
萬徳寺の涅槃仏は全長約16mあります。
手前に階段らしきものが見えると思いますが、これが台座で
実は螺旋状になっており、時計回りに3周すると足裏にたどり
着くようになっているのです。
合掌しながら歩き、足裏まで来たら、両手で三角形を作り、
そこにおでこを入れ、足裏におでこをくっつけたまま諸願を祈ります。
特に足腰の弱い人にご利益があるということなので、2年前に
骨折した左足の完全回復を祈願しました。
最後にもう1ヶ所
「崖観音」です。
南房総市との境に近い場所にある
船形山大福寺の通称です。
崖造りの観音堂があり、磨崖仏
「十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)」が
刻まれています。
観音堂から見る港町はとっても風情のあるものでした。









