今回の青森編
目標が3つありましたが
2つ目の
日本三大霊園の1つ
恐山
行ってきました。
昔から行きたかったんですよねぇ~~。
むつ市にあり、
下北半島の中心部にあります。
恐山とはカルデラ湖の宇曽利湖を中心とした外輪山(釜臥山、
大尽山、小尽山、北国山、屏風山、剣の山、地蔵山、鶏頭山の八峰)
の総称です。
むき出しの火山岩で構成される「地獄」ときれいな宇曽利湖の
「極楽浜」のコントラストが不思議な空間と雰囲気を作ります。
右奥が宇曽利湖です。
寺は菩提寺(本坊は市内の円通寺)、本尊は地蔵菩薩です。
最澄の弟子「円仁」が留学で唐にいたとき
「汝、国に帰り、東方行程30余日の所に至れば霊山あり。
地蔵大士一体を刻しその地に仏道を広めよ」
と夢で告げられたので、お告げどおりに探し求めたところ
この恐山にたどり着いたといわれています。
知らなかったのですが
恐山は火山で
境内には4つの湯小屋があり
入湯料無料で入れます。
恐山と言えば
イタコ
です。
恐山大祭や恐山秋詣り時には
多くの人が口寄せを聞きに
イタコマチに並んでいます。
この背景には
地蔵信仰があり、死者の供養所となっているためです。
ここ下北地方では
「人は死ねばお山さ行ぐ」と言い伝えられています。
幼子の霊を慰霊するために
風車が沢山あり、石を積んで山を作っています。
この風車が回る「カサカサ」という音だけしか
聞こえない
静寂の世界でした。






