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月くんが帰ってからメールをくれました。
「帰りました。
結構ばててます。
眠りたいけど眠れなさそう。」
大丈夫かな・・・
昔から月くんが体調をくずすとうさぎはとてつもなく不安になります。
それは月くんが心臓の病気を抱えているから・・・
今ではすっかり元気で普通の人と変わらない生活をしています。
ジェットコースターに乗るのも大丈夫だし。
でもね、どうしても漠然と不安になる。
心配の度を超してるかもしれないけどそばにいたい。
そばで看病してあげたい。
しんどいときこそ一緒にいてあげたい。
そう思って涙がでます。
だからうさぎは
「今日泊まってもらったらよかったな。
そしたらうさぎが看病できたのに。」
ってメールしました。
でもそういう気持ちとは別に自分が寂しいからそばにいてほしいっていうのももちろんありました。
すると月くんから
「うさぎにうつしたらいけないし、来週会うときには元気になってるから心配しないで」
ってメールがきた。
うさぎは恥ずかしくなった。
うさぎがホントに月くんのことだけ考えてるんじゃなくて自分のこと中心に考えてることが恥ずかしかった。
だって新年会から帰るときは月くんがしんどいから一緒にいたいって言う気持ちより寂しいから一緒にいてほしいっていう気持ちのほうが大きかったから。
月くんはうさぎのことちゃんと考えてくれてるのに。
うさぎにうつしたらいけないって思うから帰ったんだよね。
いつもうさぎは結局自分のことばかり。。。
月くんはうさぎのことしっかり考えてくれてるのに。
ついつい寂しさに負けて何度わがままを言ってきたことか。
そしてうさぎは今一番のわがままを自分の中で抱えてます。
ずっと一緒にいたい。
一緒に暮らしたい。
一緒に住んだら病気になったとき看病してあげれる。
お互いが忙しくても家に帰ったら一緒にいられるんだ。
ご飯だってうさぎがどんなに忙しくても月くんがいてくれるなら作ってあげるよ。
帰ったとき一人じゃない、大好きな人が待っててくれてる・・・
そんな幸せを求めてる。
わがままじゃないのかもしれないけど現実的には無理です。
うさぎは大丈夫でも月くんはやっぱり学生だもん。
だけど一緒に暮らしたい気持ちがこのままどんどん膨らんでいったらどうしよう。
月くんを困らせてしまう。
ずっとそばにいたいってあたりまえに思う気持ちなのにね。
それを抑える力が必要なんだね。
恋愛って幸せな気持ちとともに時にはつらさもあるんだよね。
頑張らなきゃ!!