昨日のブログに
「マダニ」によって感染する<重症熱性血小板減少症候群・SFTS>には
現在のところ有効な薬やワクチンはない
・・・・と書きましたが、(事実、昨日まではそうでした)
なんと
今日の朝刊に載っていました
「アビガン」は
新型インフルエンザの流行に備え、国が備蓄している飲み薬。
それが
マダニが媒介する感染症<SFTS>の治療にも使えるようになる厚生省の承認が
取得され
世界初の SFTS の治療薬が登場することになった・・・と。
なんというタイミング!!
これで、マダニ感染による致死率も大幅に改善されるでしょう。
思えば
最悪の症状で入院を余儀なくされたあの日(6月14日)
自分の症状の重大さが把握できていないまま、とにかくラクになりたい一心で
病室へ運ばれました。
車いすに乗ったまま大きな病院のエレベーターに乗って
病室へ向かう私に息子が同行していました。
入院棟の廊下で
看護師さんが「身内の方はここまで」・・・と息子に。
<母の入院する部屋を覗かせてください>と半ば強引に病室の前まで
ついてきてくれた息子を見た時
「あ~、私は ここで死ぬのかもしれないんだ」・・・と思いました。
ベッドに横たわり
これまで、経験したことのない大容量の「点滴」を腕に施され、少し安心しましたが
フト、思いました。
かって「コロナ」で亡くなって行った人たち、みなさんこのようにして
慌ただしく、寂しくこの世を去っていかれたのかもしれない・・・なぁ。
私は
これで終わるのかぁ・・・。
それもいいか、もう、十分に生きたし
何が何でも生きなければならない必要も目的もないし。
これからの人生は
国にも家族にも負担をかける「高齢者」、子育てもとっくに終了し、最愛の夫をも
看取った今生存価値など「無」に等しいでしょ・・(あ、私限定です、世の中にはお役にたって
頼りにされている高齢者がほとんどです・(^▽^))。
しかし
自分なりには真面目に生きてきたのに、「ダニ」ごときで人生を終わるなんて
悔しいなぁ
そんなことを思いながら
いつのまにか寝入ってしまっていましたっけ。
退院4日目
今日、晴れ間が出たので
庭へ出てみました。
造りかけた「菜園」が気になって。
ナス・トマト・オクラ・パセリ・レタス・ネギ・シソ・バジル・・・
大きくなったかな。
見事にジャングル化
ちょっとの間に
「菜園」周辺は、草茫々~。
側まで近づくことが怖くて、離れたところから撮りました。
これにて
我が家の壮大な「菜園計画」、
頓挫・終了ですわ。