京王線の府中駅で降りたら、今日は駅前を通り過ぎて帰らない。

けやき並木の先にある歴史館で、この街の古い姿を知る。午後はバスに乗って、公園の中の美術館へ。

駅前に戻ってきたら、朝には通り過ぎた並木を、今度はゆっくり歩きたい。

 

この街で一晩過ごしてみる。

地元のそば店で昼食を取り、府中生まれのお菓子を一つ買う。

夕食のあとは駅に隣接するホテルへ。

翌朝も少しだけ並木を歩いてから電車に乗れば、展示を見る時間も、道を確かめる時間も削らずに済む。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

📍 朝から翌朝までの一泊ルート

京王線府中駅 → ふるさと府中歴史館 → 手打そば ほてい家 → 府中市美術館・都立府中の森公園 → 青木屋 府中けやき並木通り店 → 府中けやきテラス → ホテル ケヤキゲート 東京府中 → 翌朝の馬場大門のケヤキ並木

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🚉 朝|府中駅から、国府の跡に建つ歴史館へ

京王線府中駅に着いたら、改札階から北口8番出口へ。

屋根のある歩行者デッキ「府中スカイナード」を通り、今夜泊まるホテル ケヤキゲート 東京府中へ向かう。

駅からは約1分。

ここで一泊分の荷物をフロントに預け、財布やスマートフォンなど、歩くときに必要なものだけを持とう。

ホテルはチェックイン前の荷物預かりに対応している。

朝は荷物を置くだけにして、客室へ入るのは夕食後にする。

 

ホテルを出たら、歩行者デッキを駅側へ戻って南側の地上へ。

目の前に延びるけやき並木を南へ歩く。

大國魂神社の大鳥居を道順の目印にして、宮町3丁目のふるさと府中歴史館へ進もう。境内で別の予定を増やさず、今日は歴史館の展示に時間を取る。

歴史館は、国史跡武蔵国府跡の中にある。

入館は無料。開館は9時から17時で、通常の展示を見るための事前予約は案内されていない。

入口から1階の国府資料展示室へ入り、出土した土器や瓦を見る。

そのあと2階へ上がり、くらやみ祭りに関する展示へ。古代の国府と、今へ続く街の行事を、一つの建物でたどれる。

 

見学には1時間ほど取っておきたい。

説明を全部同じ速さで読む必要はない。

気になった資料の前で足を止め、館内をひと回りしてから戻ってもいい。

なお、1階の大型画面を使った「国府百景バーチャルツーリング」など、一部の展示は休止が案内されている。

そこを見学の中心にはせず、出土品を軸に回ろう。

歴史館は原則月曜休館。

旅行日が決まったら臨時休館も含めて確認し、見学を終えたら入口から宮町の通りへ出る。そろそろ昼食だ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🍜 昼|地元のそば店から、バスで府中の森へ

歴史館を出たら、宮町3丁目から府中駅の方向へ歩いて戻る。

昼食は宮町2丁目の手打そば ほてい家。

駅から徒歩約5分と案内されていて、午後に使うバス乗り場へ戻る途中に寄れる店だ。

店先で営業を確かめて入口から入り、席でメニューを見る。

府中市の案内では、小盛りやハーフサイズにも対応している。

午後に美術館を歩く予定なので、そばを中心に、自分が食べやすい量を選びたい。

昼の営業時間は11時から15時。

定休日は月曜と第1・第3火曜と案内されている。

席の状況は当日次第。昼食後のバスに厳密な時刻を決めず、少し余裕を持たせておこう。

 

食事を終えたら店を出て、府中駅のバスターミナルへ。

1番乗り場から、京王バスの武蔵小金井駅南口行き「一本木経由・武71」に乗る。

降りるのは「天神町二丁目(府中市美術館)」。

そこから約3分歩けば、都立府中の森公園内の府中市美術館だ。

この区間はバスを使う。乗る前に行先と系統を表示で確かめれば、午後の移動も落ち着いて進められる。

美術館では、入口から1階をひと回りしてから展示室へ進む。

1階には無料で利用できる美術図書室や市民ギャラリーなどがあり、2階ではコレクション展や企画展が開かれる。

入口でその日の展示を見て、どこに時間をかけるか決めればいい。

コレクション展は一般200円。

企画展の料金は展覧会によって変わるため、入場前に案内を確かめよう。

 

展示室には1時間から1時間半ほど。

全体を見てから、もう一度見たい作品へ戻る。

美術館は10時から17時までで、展示室への最終入場は16時30分。

月曜や展示替え期間などの休館にも注意したい。

 

館内を出たら、すぐバス停へ急がず都立府中の森公園の園路を短く歩く。

美術館の建物を離れ、園路からバス停へ戻るところまでが午後の街歩きだ。

帰りは府中駅方面の乗り場からバスに乗る。

駅で降りたら、南側へ出てけやき並木沿いのお菓子屋へ向かおう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🎁 夕食の前に、自分用の「馬サブレ」をひとつ

府中駅の南側から、けやき並木沿いの商業施設フォーリスへ。

1階にある青木屋 府中けやき並木通り店が、今日のお土産の店だ。

選びたいのは馬サブレ。

青木屋が案内する、府中と馬のつながりを題材にしたお菓子。

歴史館で街のことを知り、美術館から駅前へ戻ってきたところで一つ買う。

この順番なら、帰りの電車を気にしながら選ばずに済む。

店の営業時間は10時から20時で、定休日はフォーリスに準じる。

夕食後に引き返す予定は立てず、午後のうちに寄っておこう。

公式の商品案内には1枚の価格も載っているが、店頭の在庫や販売単位は当日確かめたい。

 

馬サブレは常温保存。

賞味期限は製造日から90日と案内されているものの、買った時点で残っている日数は商品によって異なる。

包装の日付を見てから鞄へ。硬い荷物の下に入れず、翌日まで割れにくい位置に置こう。

買い物を終えたらフォーリスを出て、けやき並木を大鳥居の方向へ少し歩く

。夕食の店も、この通り沿いにある。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🌙 夜|けやき並木で夕食を取り、ホテルへ歩いて帰る

青木屋を出たら、けやき並木を南へ。

宮西町2丁目の府中けやきテラスへ向かう。

店は大鳥居の向かい側、並木沿いにある。

美術館から駅へ戻ったあと、お菓子を買って、そのまま夕食へ歩ける順路だ。

 

入口から店内に入り、席とメニューを見て一人分の夕食を決める。

公式メニューには、食事として頼めるプレートや丼もある。

昼にそばを食べてからどのくらい時間が空いたかを考え、主菜を一皿にするか、小皿を添えるか選ぼう。

予約については店へ問い合わせられるが、予約が必須とは案内されていない。

行く時刻を決めておきたい場合は、当日の営業や席を事前に電話で確かめる方法もある。

公式案内の営業時間は11時から22時、ラストオーダーは21時30分。

定休日は年末年始などで、通常は原則として設けていないとされている。

イベントや営業変更の可能性があるため、訪問前に最新の案内を見ておきたい。

 

食事が終わったら店を出て、けやき並木を府中駅へ向けて北上する。

フォーリスの前を通り過ぎ、駅の南側へ戻る道だ。

駅を通り抜けて北口8番出口へ進み、府中スカイナードから、朝に荷物を預けた

ホテル ケヤキゲート 東京府中の入口へ。

フロントで荷物を受け取り、チェックインしよう。

夕食後に電車へ乗り直さず、朝から歩いた府中で一日を終える。

今回このホテルを選ぶ理由は、そこにある。

チェックインは15時から、チェックアウトは翌11時。

今回は一人で予約できるシングルルームを候補にする。

予約画面では禁煙・喫煙と朝食の有無を選ぼう。

料金は日程や曜日、客室、食事条件によって変わるので、旅行日を入れて比較したい。

朝食を利用するなら、2階に宿泊者向けの和洋ブッフェがある。

朝食付きプランかどうかまで決めておくと、翌朝の出発時刻も組みやすい。

🏨 今夜の宿|ホテル ケヤキゲート 東京府中

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🛏️ 翌朝|同じ並木を、今度は急がず歩く

チェックイン後、客室に入ったら朝預けた荷物と、午後に買った馬サブレを置く。

包装の賞味期限と保存表示を見直し、翌日の持ち帰りで割れない位置を決めておこう。

スマートフォンを充電し、歴史館や美術館の案内、買い物のレシートを一か所にまとめる。

あとは翌朝の歩く範囲を地図で見るだけ。

今夜、新しい目的地を増やす必要はない。

翌朝は起きて身支度をする。

朝食付きプランを選んだ場合は、2階の会場へ。公式案内では6時30分から10時30分、最終入店は10時。

朝食を付けていない宿泊者も利用でき、案内上の料金は1,500円。

予約時には利用条件と最新料金を見ておこう。

食後は客室へ戻り、充電器と馬サブレを鞄へ。

忘れ物を確かめ、荷物を持って11時までにチェックアウトする。

 

ホテルを出たら駅の南側へ下り、馬場大門のケヤキ並木へ。

前日は歴史館へ行くために通り、午後は買い物と夕食のために通った道。

今朝は予定の時刻に合わせて通過する必要がない。

店が開いていることも前提にせず、並木に沿ってどこまで歩くか、自分で決めよう。

大鳥居の方まで歩いて引き返すか、途中で折り返すかは、列車の時間と荷物の重さ次第。

往復20〜30分ほどの散歩に収めれば、出発前にも無理がない。

並木から府中駅の案内に沿って戻り、そのまま京王線の改札へ。

荷物をホテルに残していないので、もう一度引き返す必要はない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🌳 まとめ|府中の道を、朝から翌朝までつなぐ

府中駅に着いて荷物を預け、午前は国府跡の歴史館へ。

そばを食べてからバスで美術館へ行き、公園を歩いて駅前に戻る。

馬サブレを買い、けやき並木沿いで夕食を取ったら、駅に隣接するホテルで一日を終える。翌朝はその並木をもう一度歩いて駅へ。

 

歴史や美術の前で足を止め、移動も街を見る時間にしたい人に合う一泊だ。

予約前には施設の開館日、そば店の定休日、ホテルの朝食条件をそろえておこう。

午後のバスに少し余裕を持たせれば、あとは府中の道順に沿って歩ける。

 

参考情報: ふるさと府中歴史館/手打そば ほてい家/府中市美術館/青木屋/府中けやきテラス/ホテル ケヤキゲート 東京府中/府中市・馬場大門のケヤキ並木

※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。