リアル店舗にまで進出するアマゾンの動向と生き残るための差別化戦略について書かれている
EC通販に携わる人には読んで欲しい内容
デス・バイ・アマゾン テクノロジーが変える流通の未来 [ 城田 真琴 ]
1,728円
楽天 |
デス・バイ・アマゾン テクノロジーが変える流通の未来
1,728円
Amazon |
0章
アマゾン恐怖銘柄指数
2012年にデス・バイ・アマゾン(アマゾン恐怖銘柄指数が登場
アマゾンの影響を受けやすい54社の株価を指数化
1章
消える店舗、消える店員
百貨店やアパレルなどの店舗弊社が相次ぐ (トイザラスやGAP)
一方でアマゾンはリアル店舗「アマゾン・ブックス」「アマゾン・ゴー」をオープン
2章
次なるターゲットはファッションEC
次はファッション分野を狙う 購入した商品の返品。返送量無料など顧客満足度の向上に努める
ファッションアドバイザー エコールック(音声端末)
※ブログ管理人の見解
日本ではアメリカほどできていないが、それでも力を入れてリアルな企画を多数行っている。
しかし2018年12月の現在、amazonでファッションは「カジュアルなウィンドショッピング」する商品はほとんど売れない
3章
ショッピングエクスペリエンス
レジなし店舗「アマゾン・ゴー」は顧客の行動データ、来店頻度、購入履歴、ECで収集した情報もあり
顧客の購買行動を丸裸にしている
4章
買い物の敷居を極限まで下げるアマゾン
アマゾン・ゴーでは入店時にアプリを起動し、QRコードをかざす。
欲しい週品はバッグに入れてそのまま外に出れば電子メールでレシートが届くというレジなしスタイル
5章
ラストスマイルを巡る戦い
小売店には 生き残りをかけた企業戦略!
顧客満足度が重要な要素に
6章
モノを売らないサブスクリプションレンタル
会員制ビジネス
AWSが全営業利益の7割 (小売りが採算度外視)
7章
アマゾン・サバイバーの戦略
生き残っている企業
ホーム・デポ ⇒ ターゲットを専門業者に絞り、顧客が抱える課題の解決にまで踏み込む
エッツィ ⇒ アマゾンにはない個性的なハンドメイド作品を取り扱う
ウェイフェアー ⇒ インテリアに特価し、品揃えは1,000万点以上でNo.1
ティファニー ⇒ ブランド力があるため顧客が流れない
アマゾンの脅威から逃れる方法
①消費者をひきつける魅力的な商品を開発・販売する
②顧客の好みに合わせて商品をカスタマイズ
③サービスに付加価値をつけることで差別化する