役立ったサイト | 元国立医学部生 数学の定石 鉄則を解説します

元国立医学部生 数学の定石 鉄則を解説します

国立医学部を卒業し、現在医師として働いています。頭の体操も兼ねて、趣味で大学受験の数学の問題を解いてます笑
勉強方法や、オススメの問題集を紹介していきます。ひとりでも多くの難関大の受験をする人の役にたてればと思います。

数学の勉強で役に立ったサイトを紹介したいとおもいます。

私はやさしい理系数学を終わらせた時点で問題集を解くのをストップし、以下の2つのサイトで勉強しました。 

『入試数学の月』
 数多くの定石が掲載されています。定石のぬけ漏れの確認の意味で非常に有益なサイトです。解説も詳しく、このサイトで学んだ手法や定石は最後まで役にたちました。大切なことは、色を変えて書いてくれているのでその部分を中心に覚えてしまうことをオススメします。

定石が足りないと感じた分野についてだけでも見てみるとよいのではないでしょうか。
私がこのサイトで主に使用した分野は、整数、場合の数、数列でしたが、整数は特に秀逸です。 
それまで整数に対する苦手意識があったのですが、このサイトで勉強することにより、苦手意識は無くなり、整数問題を解くのが一気に楽になりました。
解説がものすごく丁寧なので、整数問題が苦手な人でもとっつきやすいです。超初級レベルから、東大京大一歩手前レベルまでの知識、手法、定石が載せてあり、整数対策で何を使おうか迷っている人はぜひともそのサイトを利用してみてほしいです。終了すれば以降どの整数問題集にでもつなげます。マスターオブ整数にトピックとして扱われている事柄も扱われているので、到達点は高いです。

後に使用したハイレベル理系数学や新数学演習などに掲載されている整数問題でもこのサイトで学んだことを活かすことで、普通に解けるようになっていました。


『東大数学専科』
 東大志望でなくても、解いておくべきやや難レベルの問題が約60題解説されています。
特筆すべきは一問一問に、動画付きの詳しい解説がついていることです。東進の映像授業みたいで、それが無料で見れるので素晴らしいの一言です。

また、各問題に対してまとめのコーナーも
ついていて、それがとにかくすばらしいです。評価の仕方や、近似の方法、双曲線関数などについてもまとめてくれていて、数学中級者が上級者へステップアップするための手がかりとなります。

問題の選定は、やや難の有名問題を取り扱っていて質は非常に高いです。大数評価でCレベルの問題が中心で、本番で完答できれば確実に廻りに差をつけられる問題が揃ってます。
やさしい理系数学より難しく、ハイレベル理系数学と同じかちょっとやさしい位の難易度だと思います。

到達点は
全統記述180~
全統医進170~
駿台全国150~ 
東大模試65~75
といった感じだと思います。