怒涛の5月も終わり、ついに6月。
いつも勘違いするのですが、6月になると今年も半分過ぎたと思ってしまうのですが、6月が終了して今年も半分過ぎたことになるんですよね。
とはいえ、この前、正月だと思っていたのが、気が付けば、静岡ホビーショーも過ぎ去り、月日が経つのは本当に早く感じます。
一応、所属サークルの今年のテーマは完了しているので、残り7ヶ月でテーマ外で食指が動きそうなものを手掛けていくことにします。
1/35 ミニアート BM-8-24 BASED ON 1.5t TRUCK 自走式多連装ロケット砲
今回の静岡ホビーショーで手に入れた、これを手掛けることにします。
自走式多連装ロケット砲というと一回り大きいM-13 132mmロケットを使用してZIS-6やスチュアートベーカーに架装されたBM-13の方が有名ですが、こちらは、M-8 82mmロケットを使用するタイプです。
BM-8-24の24は、24連装ということらしいです。
組み立て説明書は、表紙も含め全16ページ、表紙のみカラーで裏表紙とその前頁が塗装図となってます。
パーツが細かくて組み立てが大変そう。
念のため離型剤落としのためパーツを洗浄。
てんこ盛り、パーツがあります。
パーツは細かくて、バリとかも無くてきれいなのですが、いくらパーツがきれいでも合いが良いかは組んでみないと。
それとプラが柔らかいのか、結構変形があるのが気になります。
まあ、何とかなるでしょう
これまでの経験で東欧製のクリアパーツというと型の研磨不足で摺りガラスという偏見(いつの時代のキット!)があるのですが、これは透明度が高くいい感じです。
デカールも細かいですが、こちらも薄そうで良さげです。
これは、なに?
エッチングパーツでした。
毒を食らわば皿まで。
BM-8を作るならついでにBM-13も。
1/35アランホビー KATYUSHA 1941 PRODUCTION TYPE BM-13
M-13 132mmロケットをZIS-6に架装したモデルです。
結構古いキット(確か90年代?)ですが、ちゃんと箱と組み立て説明書に日本語表記があります。
組み立て説明書は、二つ折りの物が一枚、実車説明のみ日本語があるものの、塗装図は
ロシア語と英語とドイツ語のみ。
英語があるので何とかなるかな、、、。
車体パーツ、古の東欧キット感がプンプンする出来。
ロケット関連は、もしかすると別設計? 車体よりすっきりしています。
クリアパーツとデカール、樹脂製タイヤ
タイヤはもしかすると、昔のイタレリみたいにプラを溶かすタイプかも。
クリアパーツは結構透明度高い(失礼)です。
デカールは微妙。
このキット、2年ほど前に、ヤフオクとかフリマで入手したのでなくて、ちゃんとした某家電量販店のネットショップで購入したのですが、その時点で結構年代物感がありました。
実店舗では、時々そういうのにあたったことがありましたが、ネットでは初めてでした。
どれだけの期間、不良在庫として存在してたのか。
こちらは、完全に離型剤べったりだったので、丁寧に洗剤で洗い乾かします。
次回からは、この二点を組んでいきたいと思います。
ちょっと模型の話
最近、模型界隈が騒がしいようで、とある模型誌の炎上の話を聞いたと思ったら、この数日、3Dプリンターキットメーカーのパクリ問題があったりと、何かと色々と話が聞こえてきます。
3Dプリンターキットの件は、友人が3Dプリンターキットメーカーをしているもので、以前から件のメーカーの行状を色々と聞いては、いたのですが、その関係者が問題を起こしたと聞き、ついにというか、やはりというかこういう結果になってしまったかという思いがあります。
物を創造する上で、アイデアというものが、どれだけ貴重な物か、また法に触れなければ何をしても良いという風に考えるということで、それに思いが及ばない思考に、想像力の欠如としか思えません。
さらには、その行為が問題であっても、自分にとって必要であるからと擁護する者が現れるに至っては、何をいわんやであります。
「類は友を呼ぶ」という言葉もありますし、「李下の冠、瓜田の靴」ということもあります。
襟を正して楽しく模型に関わりたいものです。