なんやかんやとバタバタした四月も早や月末、ゴールデンウィークが始まったと思ったら、前半の三連休が終了、明後日からは五月、今週末から四連休が始まります。

 会社員の時は、連休でも休日出勤が有ったりと、制限があったものの、休みでも給料を貰えたものが、今は、自由ではありますが、実働しないとお金が入らないので、ゴールデンウィークはありがたいような困ったような期間で有ります。

 取りあえず出歩いても、周りは観光地、人で溢れて移動もままならないので、必要以外は籠って模型を作ります。

 オーバーツーリズム、まさに深刻な問題です。

 

 

 

 さて、車両も完成したので、いよいよベースを作り配置していきます。

 以前ホビーショーの西山洋書のブースで購入したM13、M14の小冊子資料の裏表紙の写真、これをモチーフにジオラマを仕上げていきます。

 写真は、M13とそれをのぞき込むイギリス兵だけですが、それにM3 STUARTも登場させて完成を目指します。

 実は以前、M13だけでこの情景を作ったことがあるのですが、やっぱりイギリス兵がいないと、なんだかわけのわからないものになったので、フィギュアとさらに、もう一輌M3 SRUART軽戦車を追加してリベンジです。

 100均で買ってきた4切サイズの額縁を利用してベースを作ります。

 砂漠のジオラマなので、同系色では、映えないと思ったので黒で塗装、その上からクリアーを吹き付けて仕上げました。

 艶は出たものの、今一つの仕上がり、表面処理については、もう少し勉強の要ありです。

 立ち上がり部分にスタイロフォームを使用、枠にはまる様に切り出します。

 垂直に切り出すのが結構難しく、少し傾いてしまいました。

 スタイロフォームにタミヤの情景テクスチャーペイントを塗り付けて地面を作ります。

 スタイロフォームにテクスチャーペイントを塗りだした所で、問題発生!

 すごく臭いんです。酸っぱいような、腐ったような臭いがします。

 テクスチャーペイントもスタイロフォームも臭いを嗅いでみたのですが、どちらも臭いはしないのに、合わさるとえらいことに。

 どうしようと悩んだのですが、テクスチャーペイントが乾いてくると臭いも収まってきたので一安心。

 原因は何だったんでしょう?

 

 ベースが乾くのを待つ間に、フィギュアに持たせるライフルを仕上げていきます。

 まずは、鉛板を細く切ってスリングを作ります。

 以前は釣り用の板おもりを使っていたのですが、gosteinさんのブログで紹介されていたゴルフクラブ用のバランス調整テープが0.125mmと薄くて良いのでこれを使ってます。

 スリングを通す金具を0.2mm真鍮線で作成。

 真鍮線しか手元になかったので、硬くて形が作りにくく、もっと柔らかい銅線やエッチングの物を準備したほうが良かったかもしれません。

 銃に穴を開けて金具を取り付けて、それにスリングを通して完成です。

 フィギュアに持たせて、M13に絡ませます。

 ベースもほぼ乾いたので車両とフィギュアを配置していきます。

 その前に、M13を覆っている岩を壁補修材を使って作成していきます。

 壁補修材を水で溶いて、ビニール袋に流し込んで固めます。

 固まったら適当に砕いて、岩の完成です。

 在庫を漁っていたら、こんなのも出てきたのでこれも使用します。

 接着に木工ボンドを使うと、経年変化で黄ばんでくるので、これらを使用します。

 配置完了、後は、岩とM3 STUARTの足回りをもう少し砂まみれにして枠にはめ込んだら完成です。

 何とか静岡に間に合いそうです。