今日は建国記念の日で祭日、三連休の中日です。

 「紀元節と建国記念の日」は、呼び方を変えただけで同じものだと思っていたのですが、「紀元節」は、「神武天皇が初代天皇として即位したことを記念する」日本建国の祭日で、「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う。」という趣旨の祭日ということで、趣旨が微妙に異なっているとのことで、考え方は色々あるとは思いますが、「国を愛し、その歴史に思いを馳せる」日として過ごしたいと思います。

 まあ何はともあれ、休みはありがたいです。

 

 

 

 M3 STUARTが、少し行き詰まり途中一旦中止して、一緒にジオラマに使う予定のタミヤのM13/40の制作を並行して進めることにします。

 このM13/40は1974年に発売されたものを2008年にリニューアルしたもので、一部金型を改修、砲身をメタル化、ディテールアップ用のエッチングパーツが付き、キャタピラも部分連結式のプラパーツになっています。

 実は、初代のM13はM13/40でなくてM14/41をモデルアップしたようで、今回の改修時にそこが直されています。

 M13/40とM14/41の違いは、エンジンが違うぐらいで外見的には、ほとんど差異がないのですが、見分けるポイントとして車体後部のラジエターグリルがM13/40が車体前後方向に対して水平になっており、M14/41は直角になっている点が異なります。

 ちなみにガルパンのアンツィオ高校のM13やセモベンテは設定をタミヤの旧キットを資料にしたのかエンジングリルが車体前後に対して直角になってるようで、一部マニアには旧キットは貴重なキットとなっているそうです。

 ここまでは、一部改修はあるものの1974年製のパーツ

 完全新造は足回りとディティールアップパーツとフィギュア2体、メタル砲身、エッチングパーツで、デカールも新しくなってます。

 

 さて、組み立てですが、先に書いたように、1974年製のオリジナル部分と2008年製の改修部分並びに新造パーツが混在するのですが、さすがタミヤ、破綻なく組み立てていけます。

 50年前のキットということで、リニューアルに向けて金型を磨いたりは、あると思いますが、オリジナルの部分もすり合わせなくぴったり合うのにびっくり。

 

 足回りも薄っすらとバリはあるものの、軽くやすり掛けするだけでサクサクと組み立て完了。

 ボギー式サスペンションは本体に転輪を差し込んで、左右合わせて接着する方式ですが、型ずれもなく、少し多めの接着剤をつけて乾燥後やすり掛けをするだけで、仕上がります。

 上部のリーフスプリングがパーティングラインの処理で少々手間取るぐらいで、起動輪、誘導輪、転輪、上部転輪合わせて2時間ぐらいで作業終了できました。

 省略されていた上部のボルトもパーツ化されていて、ディティールが向上してます。

 起動輪は、連結式のキャタピラに対応するためか新造のパーツが入っています。

 左が旧パーツ、右が新パーツです。

 キャタピラに合わせて、ピッチが少し違うために新造された様ですが、旧パーツも新パーツと考証の差はあるものの造形は遜色ないと思います。

 足回りを組んで、車体上部と砲塔を載せてみました。

 イタリア戦車、あんまり人気はないようですが、個人的には、独特の雰囲気というか、哀愁があって私は、好きです。

 このキットの最大の問題点、セモベンテと車体を共通化するためか戦闘室が、別パーツとなっており、取り付ける際に隙間ができます。

 前に持って行って後ろでごまかすか、車体上部を反り気味にして、無理やり前後を接着してしまう方法もあるのですが、今回はスペーサーとして適当な厚さのプラ板を張り付けることにしました。

 0.5mmプラ板の切れ端を細切りにしてを取り付けて完了です。

 今日一日、製作開始してここまで進みました。

 キャタピラの取り付けや、まだなんやかんやと有りますが、こちらの方がM3より先に完成してしまいそうです。

 M3 STUARTとM13/40の2輌にフィギュア数体を絡ませてジオラマを構想しておりますが、さてうまくいきますか、頑張ります。