十一月も末になってくると、山々も紅葉の季節、いつもなら、この時期は、結構ばたばたとしていて紅葉どころではないのですが、今年は、ゆっくりと、眺める時間を持つことが出来ています。

 嵐山も紅葉の名所として、多くの観光客が訪れておられて、平日でも多くの人でにぎわっていますが、住んでいるものからすると今年の紅葉は色の鮮やかさが今一つのように感じられて、わざわざ遠方より来ていただくのが申し訳ないように思えてきます。

 個人的には、先日旅行した四国の山道の紅葉の方が、鮮やかで、当然人出も少なく詫び寂を感じられました。

 コロナもありますし、自分だけの紅葉を探す方が良いかもしれませんね。

 

 

 さて、九七式です。

 いよいよ、面倒な履帯の取り付けをやっていきます。

 こんなランナーが八枚あります。

 これを全部切り取っていくわけですが、一連のパーツが18×8で144個、二連が2×8で16個、三連も2×8で16個。

 取り敢えずひたすら、切り取り、整形していきます。

 いっぺんにやれば良かったのですが、飽きやすい性格なので、気が向いたときに少しずつやって、二、三日掛かってやっと終了。

 次はいよいよ連結、これも結構苦手。

 なので今回は、秘密兵器を導入。

 モデラーズのトラックメーカーです。

 履帯連結用の治具で、溝の幅が調整できるようになっていて、そこにはめ込んで、接着連結していきます。

 某大手家電量販店のwebショップで、見つけて気になっていたのですが、結構いい価格だったので一旦は、逡巡してたのですが、誕生日ポイントやら、何やらで半分ぐらいに出来たので、購入を決断。

 今回、初めて使用しますが、さて?

 履帯、切り出したものを各連に分類、これを組み上げていきます。

 九七式の組立説明書によると、片側98枚ぐらいとのことで、二、三連の履帯は下側に来る部分に使えとの指示。

 トラックメーカー、巾を調整するスライダーに遊びが多いので真っすぐに調整するのに手間が掛かりますが、合わせてしまえば、結構すいすいと連結していけます。

 取り敢えず、一連の履帯を10枚連結した物を片側6組(計60枚)両側で12組作りそれを、更にに連結して転輪に巻きつけて行きます。

 まず起動輪と誘導輪に履帯を取りつけて、後連結していくようにしましたが、説明書の通り、ぐるっと取りつけて、下で調節すれば良かったと出来上がってから、後悔しました。

 試行錯誤しながら、何とか取り付け完了。

 左99枚右97枚で巻きあがりました。

 連結履帯は、取り付け下手なのですが、、今回はそれらしく出来たように思います。

 履帯が取りつけられたら、ほぼ組み立ては終わったような物、あと少しです。

 年内にベースまでは無理としても、単体完成までは、持ってきたいと思ってます。