TOKYO MXテレビの番組より 評論家 寺島実郎さんの解説
1.番組前半では、これまでに国がコロナ政策に費やした予算をまとめて、その金額の内訳が述べられています。最近、富山大学のグループが変異ウイルスの中和抗体製造に成功したニュースが流れ良い知らせではありますが、日本のコロナの治療薬開発が進まない理由について開発予算の面から見た検証です。なぜ大きな予算が割り当てられないのかその理由について更に踏み込んで理由を明かして欲しいです。
2.教科書に出てくる北方領土問題ですが、私も習ったはずだが正確に理解していません。今までは終戦直後、統治の行き届かない北方領土を占有したソ連は狡いとう、単純な認識しかなかったのです。領土問題のニュースを聞く度に、戦争に負けて領土を取られるのは仕方のないこと、今更どうするのだという諦めた考えを持ってしまいましたから。
しかし動画を見てから改めて、北方領土問題の背景が分かり主張すべき根拠があり、沖縄の返還も北方領土と無関係ではなかったことを知って驚きました。
私が生まれたのは1957年、終戦後12年です。自分では右翼的に偏った思想はないつもりですが、もう還暦を過ぎて日本が好きだと言えるようになりたいです。
「コロナ500日の総括!炙り出された問題点とは?/対露北方領土問題の歴史的真実」(2021年6月20日放送)