20年前に決めた町内会の3役の選考ルールが、回らなくなったため、今度から新しいルールで選ぶことにする、という通知が来て10日くらい経過した。
先週末に、選考ルールの変更は、町民の採決を求めたほうがいいので、採決しないなら反対です!と意見と書いたら、きょう、町内会長さんが説明にきた。
私自身が、町内会長をやってから、10年の月日が流れている。
この間、私は区長の順番が回ってきたのでそれはやったけれど、その他は、町内会を意識することなくすごしてきた。
会社も忙しいし、子育てもそうだ。とても町内会のことを気にしている余裕もなかった。
それで、申し訳ないことに、今の町内会3役が誰なのか、さっぱり知らない。そんなものである。
自分にかかわらない町内会だと。。。
会長さんは、意外にも40代の方だった。
当然、お仕事をもっている。
この10年間に、現役世代が町内会長をやったのは、私を含めて3人だった。
「私は2年続きでやっていますので」
ということであれば、この10年間に、私を含めて4年間が、現役世代で回していたということになる。
なんだよ。当時、逃げ回っていた60代(10年たっているので今は70代にさしかかっている全共闘世代)は、そのまま逃げ切ったということか。
なんとういことだ。
「それは、ごくろうさまです」
私は、自分と同じ世代の会長に同情しながら話を聞いた。
彼は、町内会長の話を持ち掛けられた時、すでに会計という役員をやっていた。
次の順番は3区から会長を出す順番だった。
「でも、3区の区長から、誰もなり手がない。くじ引きもできない。そんな泣きが入ったので、当時の会長と自分が間に入って調整しようとすると、こりゃあ、だめだ。どうしようもない」
そう思ったそうです。
候補者と思われる人を戸別訪問しても、話を持ち出したとたんに、断る。それも、会長職だけでなく、もっとほかの軽い任務の役員も含めて、誰もが断る。そんな状況だったそうだ。
当時の3区の区長さん自身は79歳で、82歳の奥さんと夫婦2人暮らし。町内会長は、過去2回やっている。
さすがに区長さんに押し付けるわけにもゆかない。
「そこでもう、私が引き受けることにしました。新型コロナが発生したころでもあり、先を考えれば、この先、いろんなイベントが中止になるかもしれない。そうだとしたら、会社勤めの私もできるかもしれない」
そういう判断だったそうだ。
そして、任期の1年を過ぎて、次は4区の順番になったのだが、3区と同じことが起きた。
仕方がないので、留任して2年続きで会長を続けている。
ご苦労様である。
「ここで放り出してもよいけれど、少なくとも回らなくなった3役選びのルール変更だけでも、やっておかないと、この先、行き詰まる」
そう思って、内規の改正を提案したという。
私は、大いに同情しながらも。ふたつのことを言った。
「結局のところ、全共闘世代の人たちは、誰一人、会長もやらなければほかの役員もやらなかったということですか?」
彼は静かにうなずいた。
「町内会は、任意団体ですからね。誰も役員をやりたくないのであれば、存続する意味もないんじゃないですか」
私は、持論を伝えたのだが、彼は私とは少し考えが違っていた。
(以下次回)
