高齢者が忌避、やむなく30代で町内会長になったブログ -6ページ目

高齢者が忌避、やむなく30代で町内会長になったブログ

 「町内会長になりたくない」。拒否理由を大声で叫びまわり、他人に押し付けようとする醜い言い争いを演じた、逃げ回る高齢者たち。くじ引きで押し付けられた俺は、ここに日記を書く。


 20年前に決めた町内会の3役の選考ルールが、回らなくなったため、今度から新しいルールで選ぶことにする、という通知が来て10日くらい経過した。

 先週末に、選考ルールの変更は、町民の採決を求めたほうがいいので、採決しないなら反対です!と意見と書いたら、きょう、町内会長さんが説明にきた

 私自身が、町内会長をやってから、10年の月日が流れている。

 この間、私は区長の順番が回ってきたのでそれはやったけれど、その他は、町内会を意識することなくすごしてきた。

 会社も忙しいし、子育てもそうだ。とても町内会のことを気にしている余裕もなかった。

 それで、申し訳ないことに、今の町内会3役が誰なのか、さっぱり知らない。そんなものである。

 自分にかかわらない町内会だと。。。

 会長さんは、意外にも40代の方だった

 当然、お仕事をもっている。

 この10年間に、現役世代が町内会長をやったのは、私を含めて3人だった。

 「私は2年続きでやっていますので」

  ということであれば、この10年間に、私を含めて4年間が、現役世代で回していたということになる。

 なんだよ。当時、逃げ回っていた60代(10年たっているので今は70代にさしかかっている全共闘世代)は、そのまま逃げ切ったということか

 なんとういことだ。

 「それは、ごくろうさまです」

 私は、自分と同じ世代の会長に同情しながら話を聞いた。

 彼は、町内会長の話を持ち掛けられた時、すでに会計という役員をやっていた。

 次の順番は3区から会長を出す順番だった。

 「でも、3区の区長から、誰もなり手がない。くじ引きもできない。そんな泣きが入ったので、当時の会長と自分が間に入って調整しようとすると、こりゃあ、だめだ。どうしようもない」

 そう思ったそうです。

 候補者と思われる人を戸別訪問しても、話を持ち出したとたんに、断る。それも、会長職だけでなく、もっとほかの軽い任務の役員も含めて、誰もが断る。そんな状況だったそうだ。

 当時の3区の区長さん自身は79歳で、82歳の奥さんと夫婦2人暮らし。町内会長は、過去2回やっている。

 さすがに区長さんに押し付けるわけにもゆかない。

 「そこでもう、私が引き受けることにしました。新型コロナが発生したころでもあり、先を考えれば、この先、いろんなイベントが中止になるかもしれない。そうだとしたら、会社勤めの私もできるかもしれない」

 そういう判断だったそうだ。

 そして、任期の1年を過ぎて、次は4区の順番になったのだが、3区と同じことが起きた。

 仕方がないので、留任して2年続きで会長を続けている。

 ご苦労様である。

 「ここで放り出してもよいけれど、少なくとも回らなくなった3役選びのルール変更だけでも、やっておかないと、この先、行き詰まる」

 そう思って、内規の改正を提案したという。

 私は、大いに同情しながらも。ふたつのことを言った。

 「結局のところ、全共闘世代の人たちは、誰一人、会長もやらなければほかの役員もやらなかったということですか?」

 彼は静かにうなずいた。

 「町内会は、任意団体ですからね。誰も役員をやりたくないのであれば、存続する意味もないんじゃないですか」

 私は、持論を伝えたのだが、彼は私とは少し考えが違っていた。

(以下次回)

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