10月から始まる小児科病院での臨床実習を前に

私はチャールズ・ダーウィンの「ミミズと土/平凡社」を読んでいる。


なぜかって?それは少し変わったバイザーの先生との素敵な約束事。


実習を前に、バイザーの先生から

「ダーウィンのミミズと土を読んで、”作業療法と子どもの発達”というテーマで感想文を書いてきてよ」

と言われたのがきっかけだった。


平凡社の文庫本を読む前に、絵本を読んでみた。

まずダーウィンの研究者としての姿勢に感動した。

ただひたすらに観察し、何事にも慎重に、ミミズをみつめるその姿勢に。


本を読む前にザっと思ったことをメモしておく。

(OTRのK先生の言葉も借りつつ)


ポイント1

ミミズの生態という当時未知・取るに足らないものとされていた事象に

晩年を費やす心意気


ポイント2

興味のない・知ろうとしない世間に対して、

ミミズの活動と肥沃土の形成を結びつけるための論理的考察力(観察された具体的な現象にもとづいて)



今の段階で思う、ダーウィンのミミズ×発達領域の作業療法


「説明しにくい事象を相手に伝える職業」

子どもの発達は、それ自体が複雑系で、時系列を含む

子どもはおのずと発達していく。

子どもの行動の変化は説明しにくい。

子どもそれ自体が日々発達し、刺激という栄養を吸って成長するものであるからだ。


介入により、子どもに変化が介入中・直後・数日後に起きたとする。

継続した介入を通して数年に渡り起きる変化も起き得る。


現象としての行動変化には、

子どもの神経系の一過性の状態変化(網様体による覚醒状態↑↓)や神経系の組織化(機能分化や回路形成など)、文脈、筋骨格系の成長

などのさまざまな背景があると考えられるだろう。


しかしそれが作業療法介入による効果なのかと吟味し、考察を家族に伝えることは非常に難しい。


(しかし、少なくとも結果;子どもの変化を伝え、変化の価値を家族と共有することはできると信じているけれども)


その難しいことをやっていかなくてはならない発達領域の作業療法士は

ダーウィンのように細かく事象を観察し、慎重に介入をして結果を吟味する姿勢が必要なのだろう。


今の時点で、私は思う。



※私はOTの学部生です。この文章は特に文献を開きながら書き進めているものでもありませんので、

文章での非科学的な表現や学術的に不確かなことが書いてあることもあります。

ご了承ください。

いかにして脳は芸術性を知覚するのか。



彼のここちよいインドなまりの英語により展開される90分の講義。
カリフォルニア大学サンディエゴ校の神経科学研究所 (Center for Brain and Cognition) の所長として、ラマチャンドランが伝えたいことは?