「後ろ指をさす」という言葉がある。
悪口を言ったり、非難したりすることだ。
さて、後ろ指というものは、果たして
どこからどこに向かってさされるものだろう。
「後ろ」から「前に」さされるものだと思う。
そう、つまり、この言葉によれば
悪口を言ったり、非難したりする人は
その対象となる人の、後ろに居るわけだ。
もしあなたが、後ろ指をさされることがあれば
それは、さしてきた相手よりも
あなたが前に居ることの
証拠とさえ言えるかもしれない。
「前」が偉いとか凄いとかそんな訳でもないが
この話で言う「後ろ」という存在には
どうか、なりたくないものだ。
もちろん、例外はありまくると思います。