今回でビタミン第3弾となりました!前回はビタミンA、カロチンの話をしましたね。
今回は高齢の方(特に女性?)が気にされている骨に関与する「ビタミンD」について書いていきたいと思います。
ビタミンDとは!?前置きで骨に関係していると書いてしまいましたが、具体的にはカルシウムの吸収を高め骨への沈着を助ける効果があり、血中のカルシウム濃度を調整する作用もあります。この辺は皆さんご存知の通りです。
ではビタミンDはどのように摂ったら良いでしょう?
まず1つとして、「きのこ類」や「青魚」にビタミンDが含まれています。それが小腸で吸収され、肝臓と腎臓で水酸化反応による活性化の過程を経て、カルシトリオール(活性型ビタミンD)となり、初めて機能することができます。
ということは、きのこを食べる→骨が強くなる と簡単にはいかなさそうです。
2つめは「日光」です。日光に当たると皮膚にあるコレステロールの前駆体から生合成されます。しかし同様に肝臓、腎臓でカルシトリオールにする必要があります。
※このことからビタミンDはビタミンではない!ホルモンだ!と言われてもいます!
3つめの手段…
アルファカシドールという薬!これはカルシトリオールとなっている製剤なので骨粗鬆症の治療薬として使われています。
ビタミンDについて少し理解できたでしょうか?
続いてはビタミンDに関しての研究です。
① Ⅱ型糖尿病の人にビタミンDと炭酸カルシウムを16週間摂取させたところ、膵臓のβ細胞からのインスリン分泌量が促進されたという研究があります。
② ビタミンDサプリメントの投与で、結腸、直腸ガンのリスクが軽減する可能性があると出ています。(まだ研究段階)
③ ビタミンDには免疫作用があるが、自己免疫疾患の発生リスク軽減にビタミンDが必要とも言われています。
このようにビタミンDには骨だけでなく色々な効果があります。
まだまだ面白い発見があります。
ビタミンD受容体は身体のどこでも存在することが知られています。脳の中にも存在し、カルシトリオールはセロトニン産生を刺激することが分かっています。
このため鬱病など、嫌な気分を減少する助けになるかもしれません。
また脂肪細胞にビタミン受容体が存在し、よりカロリーを消費させる作用があるそうです。そして、脂肪細胞には食欲を抑制するホルモンであるレプチンを分泌しますが、ビタミンDが不足すると分泌を阻害し、食欲抑制がきかなくなってしまいます。
これは恐ろしいですね。しかし逆に言えばビタミンDを摂ることで食欲を抑制しダイエットに繋がるかもしれませんね!
また現代の人は日光に当たるのを嫌う人が多いでしょう。日傘を用いる、日焼け止めクリームを塗るなど…
少しの間(10分~20分)で良いです。ビタミンDの重要性を理解してくれたら日光を浴びるのも良いかもしれませんね♪