午後の散歩で、いつもと少し方向を変えて川を下流に向かう。

2kmほど下流の国領川と種子川の合流地点辺りに吉岡泉という湧水池がある。

  

元を辿ると、大正時代に農業用水確保のため辛苦の末造成された人口の湧水池らしい。

もう少し下流に藩政時代から続く同様構造の水源池、高柳泉があって、

上流に取水池を造ることで激しい水利争いが起こったと記録されている。

 

現在は企業の所有地となり、有刺鉄線で囲まれ、湧水池には近づけないのが残念だが、

広大な林に囲まれた中に丁寧な石積みの綺麗な湧水池がチラッとだけ覗けます。

川面よりも低く池を掘り、川の伏流水を湧き出させた構造ですね。

現在は上流にダムが出来て、その役割が少なくなったようですが、

市のポンプ場もあるところを見ると上水道の水源池にもなっているのかも知れません。

 

正直なもので川の流れはこの場所まできて、完全に枯れていました。

広々とした石ころだけの川床です。

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