母親の巳正月に行ってきた。
東予地方でも特に私の実家の今治市周辺で古来行われている独特の習わしです。
身内に不幸があった年に、一足早く新仏の正月を迎える行事ですね。
墓に左縄のしめ縄とウラジロを表向きに敷き、餅やミカンを供えます。
12月の最初の辰の日から巳の日にかけての深夜、
親戚が集まりお墓の前で藁を燃やして炙った餅を皆で千切って食べる、
いわば奇習ですがこの地方では必ず行われる。
父親の時にやって以来だから20年も経ているのでおぼろげにしか記憶にない。
あの時は確かに夜中だった気がする・・・
最近は辰の日の午後に旦那寺で一括供養の法要が行われた後、
夕方明るいうちに親戚一同で墓参し餅を引っ張り合って残さず食べきるのです。
なので餅はつきたて小ぶりのものを用意します。
一巡では残りが多すぎたので二巡して無事食べきりました。
その後は実家の仏間で、まず皆で塩餡餅のお雑煮をいただいてから宴会でした。
親戚の中には今日は2ケ所掛け持ちだという人もいた。さもあらん・・
お寺さんも、お盆につぐ実入りの日であろう。
私は一昨年、妻の時にはやらなかった。
今住む街はすぐ近隣市なのですが、今はこの風習はほとんど行われていないようです。
その代り3月のお涅槃会が盛大ですね。
逆に今治の実家の方ではないのです。
伝統の習わし結構ですが、いずれにしてもお寺さん、仏具屋さん、餅屋さんの忙しい日ですね。