冬日和願ってもないポカポカ陽気の日曜日ふだん人気のない河川敷広場も、親子連れや二人連れ、犬の散歩もいつになく多い。 水ぬるみ、ラヴはせっせとペットボトルの回収に余念がない。里山から赤石山系に連なる峰々にも、春の陽射しが柔らかい。 芙蓉の種殻、タカサゴユリの種殻は自然の造形美枯れ草の中、ネコヤナギが次々と芽吹き始めていた。 毎夜娘の代理で孫のrikuから電話がかかってくる。「じいじ、きょうは大丈夫だった?」「大丈夫だよー、心配ないよ~」