政府は日航支援の条件として企業年金の引き下げを迫っている。
企業年金がまるで大幅に削られるか取り上げられるかのような見方がされているけど、そうじゃないでしょ。
企業年金って言うのは私自身も受け取っているが、これは退職金を全額または何割かを会社に預け(積立金の場合もある)、それにかなり高い利回りを保証して年金として給付するという、一般には確定給付型年金といわれている。
私の場合でも当初約束されていたはずの利率がこの数年間に二度ばかり下げられて、受け取り年金が減額されてきた。
えーっと思いながらも、昨今の状況ではねえ・・と文句も言わず納得してきた。
日航の場合も同じでしょ、4.5%という市中よりも格段に高い利回りを保証されていた。
それがこのところの株価低迷などで運用利回りが確保できず、その分会社が補填してきた。
その穴埋めが莫大になって経営をも圧迫することになっている。
だがら、約束した4.5%の利回りを1.5%くらいに下げてくれないかってOBに頼んでいるってことでしょう。当然元本は保証されている。
生活設計が狂うって・・・ここは、いい時代に働いてきたOBも痛みを受けなくてはね。
社内も厳しい合理化の波でそれ以上の痛みを受けているはずだし、利用者も減便などでとばっちり受けてんだからさ。
破綻したら元も子もなくなる。
(知識不足で間違いを書いてるかもしれませんが・・・・)
