時は万人に平等に与えられているが、過ぎ行く速さは年齢ととも速くなる。
子供の頃の一年、早く来いこいお正月・♪♪ お正月の巡ってくるまで長かった。
それが今、時の流れの速いこと、早くも半年が過ぎ去り6月も終わろうとしている。
一説に、一年の長さが1/年齢 に感じられるようになる、などといわれる。
この歳なら、6,7歳のころの10倍の速さで過ぎ行くということになるのか。
何年も見開いていなかった古いアルバムをまた開いてみる。
不思議に、この期に及んで思い出されるのはセピア色に変わった20代の独身の頃数年のことが多い。妻との出逢い、想い出、あの頃のことばかりが蘇る。
その後の3,40年のこと、幸せだったが茫漠として、希釈されて瞬く間に過ぎ去った。
そして、直近のこの一年余の看病の期間のことが克明に脳裏に焼きついている。
濃縮された時間が長く永遠に残る。
限られた時間、1日1日をいとおしく生きていきたいもの。
と思いつつも、無為に過ごす時間の多いこと・・・・
