Imgp0020_2  ジャスコへ行き、ちょうど昼時だったので、その足で妻の病院へ行く。

  

一緒に食べようと、私はおにぎりを買っていった。

妻はちょうどお膳を前に、躊躇しているところであった。

いつもはお粥食なのに、今日の病院の昼食は「うどん」

ゆで固まったうどんに 別の冷えただし汁をかけ、よくよ

くほぐして食べねばならない。

よほど食欲のある人ならともかく、病人には食指が動かないはずだ。

交換して妻はおにぎりを食べた。コンビニのおにぎりはなかなか美味いのである。

お腹のすいていた私はそのうどんを平らげた。

  

食後にかけて、1人又1人とお見舞いに来てくれて、病室の椅子が3つとも埋まったところへ又1人来てくださった。

別々にだけど、お互いみんな妻の仕事(病院)関係の方たちだったので、話も合うようだったから私はそこで引き上げた。

  

このところ毎日のように誰かが訪ねて来てくれている。

私は毎日夕食前の時間に行って食事をはさんで2時間ほど居るのだけれど、

思うに、昼間誰か見えてくれた日は夕方も嬉しそうに話し、元気に見える。

私と違い、妻はもともと人と触れ合うのが好き、根っからの社交家だった。

  

変化も楽しみも少なく、出歩くことも制約されたクリーンルームだもの、

こうしたことがきっと免疫力の糧になっているのかもしれない。