母の日、

私には96歳になる母が健在で、寝たきりながら記憶も確かで口も達者である。

例年、肩掛けとか何か小物をかみさんが贈り続けていた。

今年も何かせねばと電話があったが、私にはどうしようもなく何もせず終いになってしまった。

どんな小さなものでも、贈る人贈られる人が居ることは幸せなこと、というのがかみさんの口癖で、知人友人の誕生日や記念日にはそれぞれ自分で包装しては贈り届けていた。

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私はその点で失格である。心遣いが欠けていて気づきもしない。

今日の母の日、かみさんにさえ何も送ってやれなかった。無菌室に生花はいけないらしい。

せめて面会に行ってやればいいのにそれも出来なくて、メールでハートマークを贈った。

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かみさんはすっかり髪が薄くなり、口内炎や歯肉炎も酷いらしい。

来週始めから、二回目の強力な抗がん剤治療が始まるので、今度はしばらく岡山滞在して見守ってやろうと思っている。